比較記事：ファミ通さんとメディアクリエイトさんの販売ランキングを比較してみました　［集計日：2014年9月1日～9月7日］

最初に断り書き

本記事は、ファミ通.comさんと4Gamer.netさん（メディアクリエイトさん調べ）より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。

また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。

ちょっとだけ説明

赤い部分は新作タイトル

集計期間：2014年9月1日～9月7日

［参照元：ファミ通.comさんおよび4Gamer.netさん］

2014年9月1日～9月7日のランキング

今週の新作は7つ。

ドラゴンクエストX　オンライン（3DS）
タイタンフォール
Kinect スポーツライバルズ
戦国無双4（PS4）
デッドライジング3
フォルツァモータースポーツ5
悪魔城ドラキュラロードオブシャドウ2（PS3）

色々とお騒がせ中とも言える3DS版「ドラゴンクエストX　オンライン」ですが、かなり良い具合の売れ行きだったとは思えます。クラウドを使いながらも3DSでMMOというのが話題だったのでしょうか？　ですが、ドラクエという質からも考えて、そこらへんを理解しないで買った人達もいるような気がしないこともありません。いずれにせよ、早期解決が求められます。

Xbox One勢の「タイタンフォール」「Kinect スポーツライバルズ」は、ファミ通とメディアクリエイトで大きく数字が異なっていますが、ここらへんはメディアクリエイトの集計に「Xbox One＋Kinect Day One エディション」が含まれていないからであると想定できます。「タイタンフォール」は、新規FPSとして見ればまずまず……だったのですかねぇ？

PS4版「戦国無双4」は、PS3でプレイした人達が大半だったという印象にも見えます。あとは、後発だったというのが響いた形でしょうか。何にせよ、日本市場におけるPS4への移行は今しばらく時間がかかりそうとも思わせてくれます。

「デッドライジング3」「フォルツァモータースポーツ5」は、Xbox Oneが惨憺たる結果になる中ではまともな方だったとも言えます。今後、どういった施策をしていくつもりなのかも問われますし、根本的に施策をするつもりがあるのかどうかも見守られるでしょう。

「悪魔城ドラキュラロードオブシャドウ2」は、そこまで盛りあがりませんでした。海外での開発になってからの本シリーズは、その存在感がなんとも世知辛い扱いだった印象が強いですし、仕方なしの一言に尽きます。宣伝もそこまであったわけではなさそうですし……。

全体的にみて、妖怪ウォッチは相変わらず底知れぬ強さを秘めている事や、3DS版ドラクエ10もなんだかんだと見逃せない存在に違いありませんが、やはりXbox Oneは気にかけねばならないところでしょうか。色んな意味で日本市場の緩やかさが垣間見えますし、なんとなく寡占市場になっている事も露呈した様には感じられるところです。

Wii Uは、毎度ながらにマイペースです。とりあえず目下期待されるのはスマブラやベヨネッタ2などになりますが、ここから盛り返すにはなかなか厳しいモノがあるようにも感じられます。任天堂としては次を考えていそうな気もしますが、さて……？

PS4も、同じく大人しい状態が続いています。SCEJAカンファレンスでタイトルが発表されたところで、大半のタイトルがPS3との縦マルチであることや来年発売だったあたりで、当面動きは鈍くなりそうな予感はさせてくれます。まぁ、長い目で見ているのは相変わらずというべきハードでもありますが……。

Xbox Oneは、色んな意味で「日本でも一応出してくれた」という見方が落としどころかもしれません。Destinyやバットマンなど、海外ではマルチでも日本だとマルチ展開がないタイトルが出てきた以上、日本という市場が海外市場と比べても「ややこしい」状況になってきているのが見て取れます。何はなくとも、今後どうやっていくのかを注目するほかありませんね。

以上、今週の売り上げ比較記事でした！