連載:一週間(2014年6月8日~6月14日)を振り返るコラム的な何か 第97回:E3で海外ゲームネタが話題になったような気がした一週間
一週間を振り返るコラム的な何か
第97回:E3で海外ゲームネタが話題になったような気がした一週間
怒涛の更新でした。
ワールドカップだそうです
AZです。夏の暑さにやられながらも、リニューアルに向けて頑張っております。
さて、2014年6月8日~6月14日までの間に一番見られた記事は、素晴らしく全体的にE3関連の話題でした。「宮崎英高氏がディレクターのフロムソフトウェア最新作「Bloodborne」のE3 2014トレーラーが公開」をTOPに、「海外での確かな盛りあがりを感じながらも日本との格差が気になったE3 2014SCEAメディアブリーフィングのまとめ」が後へ続いた結果となりました。ということで、ざっくりとそこらへんの話題を振り返っておこうかと思う次第です。
E3を見て楽しむコアな人達の中でも日本向けとして輝いた「Bloodborne」
いまやフロムソフトウェアの社長になった宮崎英高氏の最新作として登場する事になった、デモンズソウルの系譜となる「Bloodborne」は、日本において非常に良い話題となりました。PS3で確かな結果を出したデモンズソウルを知っていれば、反応せざるを得ないとも言えるでしょう。
E3は、アメリカのイベントです。そして、海外では据え置き機が復権か? という話題が出るくらいには賑わっており、日本とは逆の状況が生まれています。そんな中でも、PS4の日本にも世界にも向けられる日本産のタイトルが出てきたというのは喜ばしい事でしょう。もちろん、Xbox Oneの「SCALEBOUND」も日本向けとなっておりますが、デモンズソウルのブランド力は凄まじい事が伺い知れます。
こと日本においては、据え置き機の復権とは到底いかない状況が続いており、どの最新ハードも牽引する何か待ち状態が続いています。どのタイトルがきっかけになるのかはわかりませんが、プレイヤー達の需要を読み取ったモノが必要とされている事に違いはないでしょう。すでに、よほどの魅力を見出せない限りメーカーがプレイヤー達に対してゲームを提示するのが難しくなっています。
「Bloodborne」は、そういった意味でもデモンズソウルの系譜として待ち望まれたタイトルの一つでもありましょう。はてさて、PS4を牽引する事になるのかどうか。来年の春を楽しみにしておきたいですね。
日本はどのタイミングで据え置き機が盛りあがるのか
E3を通じて思うのは、海外の据え置き機人気というのは本当であり、日本は対照的にそこまで強い盛りあがりを見せていないという事でした。これは決して、プレイヤーが悪いとかそういった話ではありません。根本的に、多くの人が興味を引くであろうタイトルが出てきていないという現状があり、ソフトが出て来ない以上ハードは売れないというのが必然であると言う他ないのです。
日本は待ち望まれているソフト達がいつお目見えするのかを待たねばなりませんが、TGSでサードパーティのその進捗が出てくるような状況にもなりましょうか。とはいっても、今年のTGSに出てくるという以上は、大抵のタイトルは2015年発売くらいにはなりそうですし、せいぜい滑り込ませる事が出来ても2014年の年末商戦でしょう。
そうともなれば、PS4の低空飛行は当面改善しないのかもしれません。もちろん、その間に何かしら話題になるようなタイトルがまったく別の方向から出てくれば、それはそれでまた違う話にもなりますが。……別の方向というのは、シェアでの実況プレイやプレイ動画、あとはPS Nowくらいでしょうか。
しばらくはノンビリムードになりそうなPS4ですが、ソフトが出揃えば話題を牽引してくれるのもまた違いないことです。その時、どのくらいの盛りあがりになるのかは今後を楽しみにしておきたいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:今週は、E3の話題が大半だったよーってなお話です。
:ふむ。E3は凄かったな。
:んー。海外ゲーム好きなら興味津々だったんじゃないかな。日本においては、特定のタイトルのみに集中したと思う。だいたいは、BloodborneとかSCALEBOUNDとかイカとか。まぁ海外のイベントだから、日本じゃそうなるのも頷けるとは思ったけどね。……わたくしとしては、Hotline Miami2が早く出てくれる事を願って止まないE3でした。
:……据え置き機とか良い感じにまとめたというに、結局Hotline Miamiで締めるのかよ……。
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