“聖剣伝説RoM”プロデューサー小山田氏「望まれているところでリリースすれば、また違う結果になるんじゃないか」
聖剣伝説の新作がスマホで出たのはほのかに話題となりましたが、プロデューサー小山田氏がインタビューにて色々と応えています。
4Gamer:
少し先の話ですが,2016年には「聖剣伝説」がシリーズ25周年を迎えます。正式なナンバリングタイトルのリリースを期待している人も多いと思いますが。
小山田氏:
ぜひ作りたいと思っていますが,まずは「聖剣伝説RoM」で手応えを確認しつつ,模索していきます。「聖剣伝説RoM」のスマートフォンというプラットフォームは,必ずしもファンの皆さんが求めるところではなかったはずですが,それでも評価してくださるわけですから,望まれているところでリリースすれば,また違う結果になるんじゃないかと考えています。
4Gamer:
望まれているところと言うと……。
小山田氏:
たとえば,コンシューマ機向けのパッケージですよね。据え置き機でじっくりと遊びたいのか,携帯機を持ち寄って皆でワイワイ遊びたいのかなど,どれが一番適しているのかを見極める必要も出てきます。
[情報元:4Gamer.netさん]
パッケージで出したいという思いはありそうですね。
記事元では、スマホの方が企画が通りやすい事を明かしながらもカードゲームなどではなく聖剣伝説としてアクションRPGが作りたかった事を紹介しています。まぁ、スクエニはすでにスマホ方面にかなり注力しており、コンシューマタイトルはネームバリューがあるタイトルだけとなっていますので、会社としてそういった方向に舵を切っているのは仕方無しでもありましょうか。
少々前から幾度か書いていますが、大手メーカーによるスマホからコンシューマへとタイトルを持ってくる動きというのは、今後より一層活性化しそうなところとなります。F2Pなら基本的にパッケージがあるわけでもなし、配給するプラットフォームが多いに越したことはないからです。
とはいえ、小山田氏は最初からコンシューマ機向けのパッケージで出したいという思惑があって動いていたようにも感じられるインタビューとなっています。仮に望まれているところで出した場合、その結果はどういったものになるのかを注視しながら、聖剣伝説の新作に期待しておきたいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:聖剣伝説の新作はコンシューマ機向けのパッケージで出したいなぁというプロデューサーの思いが伝わるようなインタビューがあったよーってなお話です。
:スクエニの場合、会社としてスマホがメジャーリーグなんだからしょうがないわなぁ。
:ゲームを作る開発費が回収出来るか否か、更に効率良く稼げるか否かだからね。そう考えれば、パッケージは流通にながしたり何だったりと不都合の方が多いと見られるのも仕方なしではあるかなと。……まぁ、みんな聖剣伝説4の事を忘れちゃダメダヨーって思っちゃいますけどネー。
:聖剣伝説4はなかった扱いされているのが何ともシュールな感じではあるな……。
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