連載:気まぐれゲーム雑記 第418回:2013年を総括してみよう:Wii U編
気まぐれゲーム雑記
第418回:2013年を総括してみよう:Wii U編
1年じゃどうにもならなかった。
結局コンテンツがないのは致命的
明らかにコミケに行くであろう満員バスを心で敬礼しながら見送るのが、毎年恒例行事となりつつあるAZです。今年も冬コミの季節がやってきましたが、参加する人皆様で作るイベントですのでマナーは当然のように守りましょう。
さて、先日のスケジュール通り、本日はWii Uを振り返ることにします。今年のWii Uは辛口にならざるを得ませんが、それもまた仕方なき事でもありますので、どうぞよろしく申し上げておく次第です。
2013年に入ってからのWii Uは、2012年末のスタートダッシュから予想も出来ないペースダウンに加え、今年の後半になるまでそもそもゲームが出て来ないという珍騒動が勃発しました。ゲーム事業はコンテンツが重要になるわけで、ハードだけあってもどうにもならないなんて事は大半の人が理解しておりますが、コンテンツが出て来ない問題は結構な勢いでWii Uに暗い影を落としました。
- 真・北斗無双
- タンク!タンク!タンク!
- NEED FOR SPEED MOST WANTED U
- ゲーム&ワリオ
- ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン
- バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション
- ラビッツランド
- F1 RACE STARS POWERED UP EDITION
- インジャスティス:神々(ヒーロー)の激突
ほかは、Wii Uバーチャルコンソールや「Wii Street U powered by Google」などのDL専用タイトルがちらっと存在感を出すくらいでしょうか。流石にこのペースは不味い、と言わざるを得ませんでした。E3以降に揃ってくるとはいっていたものの、コンテンツ消化速度が加速している昨今において、半年塩漬け状態になってしまったのは口惜しいの一言です。
今年プレイしたWii Uゲーム
では、ここらへんで閑話休題的に、私が今年プレイしたWii Uのゲームを一覧にしておきます。
- バーチャルコンソールのタイトルをそこそこ
- Wii Street U powered by Google
発売のタイミングが悪かった事や時間が確保できなかったこともありますが、パッケージを一つも買っておらず、我が家ではバーチャルコンソール専用機になっております。流石に我ながら勿体ない使い方をしていることを痛感しましたが、かといって現状欲しいタイトルがせいぜい「スーパーマリオ 3Dワールド」くらいしか出てきていないのもまた事実です。
来年にはスマブラやマリオカートなど定番なモノも出てくるので、それらが出た時やっとパッケージを買う事になりそうです。ある種、定番タイトルがでてこない限り動きが鈍いというのがWii Uというハードになってしまっているのは、どうにかテコ入れしていって欲しいとも願わずにいられません……。
定番タイトルで引っ張って、Wii U独自タイトルを誘致してほしい
さて、話を戻しまして。
任天堂もE3以降タイトルが揃ってくるというニュアンスを漂わせていたこともあり、7月からはジンワリと増えてきます。2013年7月から12月までに発売されたパッケージタイトル群は、任天堂の公式サイトで調べた限りだと次の通り。
- スカイランダーズ スパイロの大冒険
- ピクミン3
- New スーパールイージ U(DLCとして、6月に先行配信)
- スナイパー エリートV2
- レゴシティ アンダーカバー
- 龍が如く 1&2 HD for Wii U
- The Wonderful 101
- スプリンターセル ブラックリスト
- ディズニー エピックミッキー2:二つの力
- 三國志12 with パワーアップキット
- ゼルダの伝説 風のタクト HD
- レイマン レジェンド
- ソニック ロストワールド
- Wii Party U
- コール オブ デューティ ゴースト
- 太鼓の達人 Wii Uば~じょん!
- スーパーマリオ 3Dワールド
- ディズニー インフィニティ
- アサシン クリード4 ブラック フラッグ
- バットマン:アーカム・ビギンズ
- ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン
- マリオ&ソニック AT ソチオリンピック
- モンスターハンター フロンティアG ビギナーズパッケージ
上記で話題になったのは、「ピクミン3」「レゴシティ アンダーカバー」「スーパーマリオ3Dワールド」くらいでしょうか。「ゼルダの伝説 風のタクトHD」も出来が良かったり、ヘキサドライブが協力してることでほのかに話題となった気がしないこともありません。
根本的な問題として、他ハードでも出るマルチタイトルをWii Uで出したところで、話題にはなりづらいでしょう。PS3やXbox360から見れば、Wii Uは後発ハードです。すでに普及している方のハードで購入を検討する人の方が圧倒的のように思えてなりません。今後は、Wii Uだからこそ遊べるような代物をどれだけ多く提案できるかが焦点になりそうです。
Wii Uはすでに、DL版の「New スーパーマリオブラザーズ U」「Wii Party U」を同梱して価格を32800円まで下げるという、リロンチとも受け取れるアクションに打って出ました。そういった効果もあったのかどうかは定かではありませんが、年末商戦はいつも通りに任天堂が圧倒的な強さを見せています。しかし、Wii Uタイトルはこの先当分なく、現時点でわかっているのは2月13日に発売される「ドンキーコング トロピカルフリーズ」となっていて、来年はどれだけ有力タイトルを見せるかが注目されていくでしょう。
発売から1年以上経過し、Wii Uの今後がどうなっていくのか多くの目が注がれています。来年はWii Uにとって順調に回っていく年になってもらいたいものですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:2013年を振り返るということで、本日はWii Uです。
:まぁ、今年の前半戦はほぼ沈黙してたから、正直どうにもならん状態になったとは思うがな。
:任天堂は自社コンテンツが一番の強みだから、来年はそれでどれだけ盛り返せるかって話だね。あとは、ニンテンドーネットワークとかのサービス面はしっかりとやっていって欲しいものっすな。……来年はスマブラにマリオカートは買おうと心に誓っておりますよ!
:……いつでてくるかはわからんが、楽しみにしておくとしようか……。
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