連載:気まぐれゲーム雑記 第392回:Steamで配信中止になったゲームは、昔のゲームを見ているかのようでした

気まぐれゲーム雑記
第392回:Steamで配信中止になったゲームは、昔のゲームを見ているかのようでした

あらゆる意味で凄かったです。

日本で出てたら凄まじい事になっていた気がする

「Newラブプラス+」の予約で3人の彼女達が入り乱れている様をみると、各彼氏な方々の熾烈を極める支持合戦があるのだと痛感してしまうAZです。最終的には、どれも売り切れで終わる予感はさせてくれます。

ところで、PCゲーマー御用達なSteamですが、そのSteamから発売中止になったタイトルがあるとほのかに話題を呼んでいるようです。

海外にはイングランド代表とオーストラリア代表が戦うクリケットの伝統試合「The Ashes」が1980年代より毎年開催されており、これを題材にした公認クリケットゲーム『Ashes Cricket 2013』が今年11月21日にリリースされました。しかし同作、あまりの酷い内容にSteamで発売中止になるなどし海外で大きな注目を集めています。

[引用元:Game*Sparkさん]

出来の酷さから発売中止とは、心中穏やかではありません。ということで早速動画をチェックしてみたら、まぁ、うん。中止されても仕方なき出来映えでした。

日本でもメジャーでパーフェクトなクソゲーを彷彿させてくれますね。

私自身、ちょっとした事情でクリケットのルールはそこそこに知っておりまして。一目見れば全然違うというニュアンスは伝わるでしょうが、これはもうゲームとして成立していません。これがクリケット公式ゲームだというのだから、笑うに笑えないでしょう。……なんで配信する前にチェックしなかったのかと……。

日本でも、数々のクソゲーが生まれては消えゆきました。昔はストーリーが支離滅裂だったり、バグで酷すぎてゲームにならなかったり、システム的にひたすら不快なものだったり、そういった作品がクソゲーと呼ばれていましたが、昨今は技術の進歩と共にそこまで致命的なバグも少なくなり、ゲーム内容として面白いかつまらないかがクソゲーと呼ばれる尺度に変化してきました。時代もずいぶんと変わったものです。

ですが、ここまで致命的なゲームというのも大変珍しい。なによりSteamから削除されるというのは、かなり致命的だった様は窺えます。……まぁ、昔の日本のクソゲーならSteamで削除されそうなノリのモノが幾つかありそうな気もしますが。

今の日本ゲーム業界でココまで突き抜けたモノを発売したらそれはもう炎上案件になるのは確定的に明らかで、そういったネタを見なくなった事にほんの少し寂しさを覚えちゃったりもしますが、基本的には各メーカーの開発力が向上したことを喜ぶべき事なのでしょう。今後も、こういったゲームが日本で出て来ない事を祈りながらも、より「ゲームとして」面白いモノを発売してくれることを願いたいものですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:Steamで配信中止されたってゲームが別の意味で面白そうだったってお話です。

しゃきーんさん:まぁ、おもしろかぁないが……。

しょぼーんさん:昔のゲームっぽくて何かいいなぁとか思っちゃいました。いや、全然良くはないんだけど。でも、こういうゲームを未だ本当に発売しちゃう会社もあるのだなぁと思ったわけでして。……ほんと、なんでこれ発売したの?

しゃきーんさん:……「作って見たから発売しちゃえ~」的なテンションだったんじゃねーの? ……買った人は、甚だ不幸だったとしか言い様はないがな。

連載:気まぐれゲーム雑記 第392回:Steamで配信中止になったゲームは、昔のゲームを見ているかのようでしたに関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

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