気まぐれゲーム雑記
第382回：PS4がいよいよ海外で発売開始された件

日本はもーちょい先ですよー。

とりあえず盛りあがっておきましょう？

あの手この手とやりたい事が盛りだくさんになったので、自分があと3人くらいいると丁度良いんだよなぁと思い始めたAZです。でも、全員ゲームしかしていなさそうなので、考えを改めます。

ついに、PS4が発売となりました。海外の話ですけど、まぁ喜ばしい事です。新ハードが出て嬉しいと思う人も多いことでしょう。海外じゃ、どのハードでもお馴染みの初期起動時の問題やら何やらがちらほらと報告されているようですが、日本じゃ4GamerさんがVita TVを解体したレポート記事を掲載していて、実に微笑ましい。興味津々で読ませていただきました、分解ありがとう御座います。

で、海外で発売されたPS4ですが、ロイターやら日経ビジネスやらが見事に反応してます。まずはロイターから。

ソニー は、１５日に北米で発売する新型の据え置き型ゲーム機「プレイステーション（ＰＳ）４」が、米マイクロソフト との販売競争に打ち勝ち、不振のエレクトロニクス事業を回復させる基盤を固めることに期待を寄せている。

［引用元：ロイターさん］

少なくとも、前哨戦となったE3 2013においては、PS4が印象勝ちしている部分もありました。ですが、最終的にはソフトラインナップを集められるかどうかに絞られるでしょうし、これから始まる年末商戦においてどのような結果になるのかはまだまだわかりません。ちなみに、競争相手であるマイクロソフトはXboxの公式ツイッターがPS4のロンチを祝福しております。

Congrats @Playstation. From, #Xbox. pic.twitter.com/XnQIzXIHQ9

— Xbox (@Xbox) November 15, 2013

美しきビジネスかな、と。……冗談はさておいて、どちらにも頑張ってもらいたいと言うのが本音でございます。

で、お次に日経ですが、こちらはかなり日本寄りな見方で、海外との情勢の違いを説いています。

11月中旬がやってきました。年末商戦のスタートです！

　――と書いても、まるでピンと来ない方も多いかもしれません。でも、そう感じているのは日本のゲームユーザーだけです。日本以外の地域では、今年の年末商戦は「新しいゲーム機が出るぞ！」という機運で、ひさびさに盛り上がっているからです。

～中略～

なぜ、こうして日本が後回しにされたのかというと、いまの日本は、携帯ゲーム機が圧倒的に強いという、きわめて独特の市場になっているから。

全世界のソフト売り上げを見てみると、いまなお据え置きゲーム機が強いのです。そちらにヒットゲームの大半が存在します。

［引用元：日経ビジネスさん］

後回しにされた理由がこれ一つとも言いがたいところではありますが、現在の日本市場は携帯ゲーム機が強いというのに間違いはないでしょう。Wii Uよりも3DS、PS3よりもVitaのタイトルの方が売れやすくなっています。Wii Uと3DSの場合は普及率の問題とも言えますが、PS3とVitaの場合は、「閃の軌跡」や「アキバズトリップ2」などゲームを好んでやりそうな層のゲームにおいて、初週はVita版の方が売れたという結果がそれを示しています。そう考えると、Vita TVの目論みも結構良い具合になりそうな予感はさせてくれます。

話を戻しまして、海外のPS4情勢というのは、日本で発売される頃には一段落しているでしょう。それと同時に、日本では何ら音沙汰もなくなってしまったXbox Oneの情勢もわかってきているはずです。今年の年末商戦において、海外市場と日本市場では明らかな温度差が生まれたのも確かではありますが、落ち着いて情勢を見守るには丁度良い期間とも言えないこともありません。……いやまぁ、年末に発売してくれた方が盛りあがったのは確かですけど。

海外の勢いを持ってして、日本でも発売されることとなるのかどうかが試されているPS4ですが、発売まであと3ヶ月余りとなりました。その頃には各ハード情勢がどのようなものになっているのかに注目しながら、発売までの盛りあがりを楽しみにしたいですね。