最初に断り書き

本記事は、ファミ通.comさんと4Gamer.netさん（メディアクリエイトさん調べ）より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。

また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。

ちょっとだけ説明

• 赤い部分は新作タイトル

集計期間：2013年9月23日～9月29日

［参照元：ファミ通.comさんおよび4Gamer.netさん］

今週のランキング

今週の新作は9つ。

• 英雄伝説 閃の軌跡
• 無双OROCHI2 Ultimate
• アーマード・コア ヴァーディクトデイ
• ゼルダの伝説 風のタクト HD
• アルカディアスの戦姫
• Starry☆Sky ～After Winter～ Portable
• 明治東亰恋伽
• 三国志12 with パワーアップキット
• ディズニー エピックミッキー：ミッキーのふしぎな冒険

「英雄伝説 閃の軌跡」はファルコムさんが誇るRPGですが、ロード遅延問題で少々残念な印象になっています。しかし、売上の方は無難なところのようで、なによりも目を見張るのはPS3よりVitaの方が売れたという事です。据え置き機と携帯機、どちらを好んでいるのかが明確にわかってきたという結果でもあり、どのメーカーもPS3とVitaのマルチを選択している戦略が間違いではないというのが見て取れます。

「無双OROCHI2 Ultimate」も順調なようで、こちらはアクションという事もありVita版の方が少なめです。とはいえ、無双OROCHI2シリーズの4作目でもこれだけ売れるというのは、無双人気は健在である事はわかりますし、戦国無双4に繋げていけるかどうかは注目どころでしょうか。

「アーマード・コア ヴァーディクトデイ」は、アーマードコア5をベースに作ったマルチ主体のものですが、無難な売れ行きになったようです。早速パッチの話も出て来ていますが、今後はどれくらいの伸びを見せるのかが焦点になります。

「ゼルダの伝説 風のタクト HD」もまた数字としては無難でしょうか？　リメイク作ですし、Wii UのウリとはいえどWii Uを大きく牽引出来たわけでもないという結果です。しかし、評判の方はそこそこ良いようなので、Wii Uが売れた時にどう動くかは見物かもしれません。

「アルカディアスの戦姫」は、数字としては少々弱めでした。宣伝もさほどしなかったし、仕方がない流れだったかもしれません。それに、ディスガイア4のディレクターだった山本雅博氏がアイディアファクトリーさんと契約するなど、今日本一ソフトウェアさんの内情が何やら変な感じもしています。タイトルではなく、会社として少々気にかけておく必要性はありそうです……。

「三国志12 with パワーアップキット」は、そこまで良い数字が出ませんでした。すでにPC版などで多くの評価が出ていますし、それに新作が多かった週でもありますので仕方がないかもしれません。また、「ディズニー エピックミッキー：ミッキーのふしぎな冒険」も他のタイトルに押されるような形だったのでしょうか？　ディズニータイトルとしては、弱い数字でした。

「Starry☆Sky ～After Winter～ Portable」に「明治東亰恋伽」は、いわゆる乙女ゲームです。売上数としては、無難で乙女ゲームらしい数字ではあります。

Wii Uについては、先週と同じく相変わらずな数字です。ゼルダの伝説 風のタクトHDでは強い反応にならなかった事が窺えます。年末に向けて、Wii Party Uやマリオ&ソニックなどを揃えてはいますが、さて……？
Vitaも同じく似た様な数字で、これが新型発売前の買い控えなのか、それともタイトルがないからなのかは判断が付かないモノになっています。新型の発売やVita TVの発売を待つしかないでしょう。……そういえば、Vita TVの集計ってどこに含まれるのでしょう？

以上、今週の売り上げ比較記事でした！