オンライン:「ファイナルファンタジーXIV 新生エオルゼア」の吉田プロデューサーよりログイン制限などの現状を説明するコメントが公開されました
ついに正式サービスが開始された「ファイナルファンタジーXIV 新生エオルゼア」ですが、本作を指揮する吉田プロデューサーよりログイン制限などの現状を説明するコメントが公開されました。かなりの長文なので要点をまとめておきます。
同時接続者数とこれまでの想定について
- 日本での同時接続数は21万8千人で、全世界を合わせて一つのタイムゾーンでみたら30~35万同時接続になる
- 旧FF14からのリロンチという経緯もあって、販売予測をもっと緩やかになると見ていたため、想定していたサーバー許容量を超えてしまった
- 「販売予測、ならびにサーバー許容量予測の見誤りは吉田の責任です」(原文ママ)
なぜログイン制限が必要なのか
- 1ワールドあたり、同時ログインキャラクター数は5000人を想定していた
- これを越えるとサーバーダウンやログイン障害を起こす可能性がある
- サーバーダウンからの復帰でログインラッシュが起こると高負荷がかかり、結果的に全ワールドに影響がでてしまう
- 24時間ワールドの収容人数をモニターして、すこしでも空きができたら制限の解除を細かく実施している
キャラクター作成について
- 1ワールドあたりの同時ログイン人数は5000人を想定しているが、キャラクター数はその数倍を許容量としている
- しかし、1ワールドで5000人がプレイ可能ではあるが、それは複数のエリアに分散して初めて可能になる人数
- ゲームスタート時は一部の場所にキャラクターが集中しがちになってしまうが、時間と共に徐々に緩和していく
- ログイン制限同様、24時間モニターして細かく制限と解除を繰り返している
ワールド追加と負荷分散対策
- 8月25日のアーリーアクセス中に大幅なワールド追加の準備を進めてきて、サーバーの準備はほぼ終わり、プログラムのインストールと内部試験中
- ワールド追加と平行して、コンテンツファインダー管理サーバーも根本的に最適化し、大幅な負荷分散対策を作業中
- これらの作業は、今のところ週末から週明けに完了する見込み
離席キャラへの対応
- ゲームプレイをせずに離席しているキャラクターを自動的にログアウトさせる機能のリクエストをもらっていて、実装の検討はしているものの、今はワールド追加と負荷分散対策を優先している
その後の対応
- これら各種の対応が完了したら、数日間の無料期間延長など、サポート面の対応も検討する
- 「お客様に多大なるご迷惑をお掛けしております。誠に申し訳ございません」(原文ママ)
以上となります。
嬉しい悲鳴が悲鳴を通り越した、といったところでしょうか。MMOに慣れている人からすればMMOスタート時では良く見られる出来事で、プレイヤーとしても「多少は仕方がない」という心持ちでいた方が精神衛生上よろしいかとは思いますが、F2PのPSO2とは違い新生FF14はすでにパッケージでお金を払っているあたりを考えれば、不平不満が多く出てしまうのも仕方がない話でもあるのは間違いないです。MMOは、こういったサービスインをした際の人数の読みが非常に難しいという事を、改めて痛感させられます。
補償の話もほんわかと出てきているようですが、現時点でゲームがまともにできるようになるのは週末から週明けにかけて、という事になっています。社会人の方で参戦しようと目論む人達は苦労しそうですが、補償の話も出ていることですし、ノンビリと待つのもいいかもしれませんね。……すぐさまやりたいという気持ちがわき起こってしまうのも、多くの人が一斉にプレイするMMOならではかもしれませんけど。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:「ファイナルファンタジーXIV 新生エオルゼア」の吉田プロデューサーが現状と対応についてコメントを寄せてるぞーってなお話です。
:現場は嬉しい悲鳴どころじゃないって感じだな。
:ま、MMOのスタート時らしくて良いじゃないとは思うけど、お祭りに漏れなく参加しちゃった人達からすりゃ「さっさとどうにかしろ」の一点だよね。おかげさまでアマゾンのレビューも、ゲームのレビューじゃなくてサーバーのレビューになっちゃってるし。……お祭りに参加したかった気がしないこともないんだけどなぁ……。
:お祭りっつーか、参加しても結局できねーだけだと思うがな。
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