雑記:レベルファイブの発表会「LEVEL5 VISION 2013 渦」が思った以上にスマホタイトル群だった件
先日「LEVEL5 VISION 2013 渦」が開催され多くのタイトルが発表されたわけですが、大半はスマホタイトルでした。1日経った事ですし、改めてピックアップしてみようと思います。
以前から言っているとおり、レベルファイブさんはスマホタイトルに全力投球しているところで、開発メーカーとして岐路に立っているといわんばかりなところです。なお、発表されたタイトルは以下の通り。
ワンダーフリック
(iOS・Android・PS3・PS4・Wii U・Xbox One・PS Vita)
魔神STATION
(iOS・Android)
イナズマイレブンGO ギャラクシー ビッグバン/スーパーノヴァ
(3DS)
イナズマイレブン オンライン
(PC)
地球壊滅的B級カノジョZ 宇宙大戦
(iOS・Android)
レイトン7
(iOS・Android・3DS)
ざっとこんなところでしょうか。
正直、ここまで全力投球をしてくるとは思っていませんでしたが、新しい市場に対して全力で勝負を仕掛けてくるあたりはレベルファイブさんらしいというところでしょうか。スマホや据え置き機との融合を目指している戦略、つまり全方位に対しての戦略が、吉と出るか凶と出るかの勝負どころと見ることもできます。……思うところは人それぞれあるとは思いますが、時代はこういう方向へ進む可能性もあるという事も言えるでしょう。
レベルファイブさんは、すでにUNIPLAYというスマートフォン向けブランドを立ち上げ、そこでハードの垣根を越えたゲームを作ろうということでワンダーフリックを発表しています。UNIPLAYを見ていると、以前iモード向けとして展開しようとしたROIDの事を彷彿させるところではありますが、ワンダーフリック移行も続いていくタイトルがでてくるのかどうかが注目どころとなります。
恐らくこのタイトル群の中のレベルファイブさんとして本命であろうワンダーフリックについては、少なくともスマホゲーとして面白いという基準と、据え置き機の面白いという基準はベースが異なる部分が強いでしょう。そういった部分で、どの程度魅力を引き出せるかが重要になりそうです。余談ではありますが、Xbox Oneについては、マイクロソフトさんとの兼ね合いはTFLOを彷彿とさせて実にアレな雰囲気がたまりませんでした。
ともあれ、まずはものが出てきてから評価されていく事になるでしょう。どのタイトルがどういったユーザーを集め、またどのような評価を集めていくことになるのか。今後1年を生暖かく見守りたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:レベルファイブさんの発表会を振り返っておきました。昨日書こうと思ったんだけど、ちょっと手回らなかったので、今日アップということで。
:ここまで全力投球で来るとはねぇ。
:まぁ、良くも悪くも全方位戦略ですな。スマホも含めて考えるぜ! ってのは、今後の企業にとって大切なラインになりそう。実際、Unreal Engineとか一部のゲームエンジンはスマホにも対応できるようになってるしね。……はてさて、業界としての着地点はどこになるのかねぇ……。
:結局のところ、今はユーザーとして楽しめるものを楽しむしかないんだから、どのデバイスだろうと楽しめるものが出てきてくれるのを願うほかなかろうよ。
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