雑記:家庭用ゲームの総出荷額は縮小にあるらしい件
ゲーム業界の縮小が叫ばれている中で「CESA ゲーム白書」が発売されたわけですが、そこに数字としてきちんと出てきたようです。詳しくはこちら。
まとめると以下の通り。
- 家庭用ゲーム出荷金額が前年度比84.6%と減少している
- 2010年からの推移で見ると右肩下がり
- 現在ソフトの開発を行なっているメーカーは、PC・スマートフォン・ソーシャルゲームなども手がけているため、ゲーム全体で見ればまた違った数値が出てくるが家庭用ゲームに限れば縮小傾向
- ミリオンタイトルも携帯ハードで「ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2」「とびだせ どうぶつの森」「New スーパーマリオブラザーズ 2」の3つだけ
- 今年は「グランツーリスモ6」「ライトニングリターンズ ファイナルファンタジーXIII」「ポケットモンスター X・Y」「モンスターハンター4」など期待のタイトルが出る
だいたいこんな感じです。
すでに、2010年からずっと下がり傾向なのは叫ばれ続けましたが、今年も今年でどうなるかは実に微妙なところでしょう。新ハードで活気付くかと言えば、必ずしもそうじゃないのはWii Uが証明してくれています。……まぁWii Uはスケジュール管理だの何だの負の要素が色々とありすぎたとは思いますが。とどのつまり、多くのユーザーが遊びたくなるようなソフトが必要不可欠です。それも、ハードごと買いたくなるような代物です。
しかし、やはりプラットフォームの多様化は今後もドンドン進むでしょう。現に、PCでゲームをするユーザーも昔よりは増えた気がしないこともありません。また、スマホやタブレット端末など幅が広がっているのも間違いない話で、ソフトメーカーがどこに活路を見出すのかが最大の注目どころでしょうか。レベルファイブさんみたいに、スマホ関連に全力投球してみる企業もあるわけですし。
とりわけ、日本では携帯ゲーム機のタイトルが多く出ているだけに、スマホやタブレットなどお手軽な方を主軸にする動きは加速するかもしれません。特に今はPSMのようなモノもありますし、どれだけメーカーが開発する導線をお手軽に出来るかが焦点になりそうです。さて、10年後はどういった事になっているのでしょうね?
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:なんか「CESA ゲーム白書」で、家庭用ゲーム機の総出荷額が右肩下がりだぞーって話がでてたんでご紹介です。
:まぁ、それだけタイトルでてねーしなぁ。
:やっぱ、家庭用ゲーム機って限定しちゃうとそれなりに減っているっていう実感はあるよね。今も月末にならないとソフトが出て来ないって感じするし。でも、SteamとかPSMとかインディーズの勢力が今後どれだけ食い込んでくるのかってのは楽しみにしたいところ。……もっと日本でもがんがんインディーズは盛りあがって欲しいんだけど……。
:PLAYISMさんとかは頑張ってると思うがな。でも、開発が大変になったってのは時代の進化だから何とも言えんが、この先どうなるのかねぇ……。
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10年位前は「ゲームセンターが減ってきて家庭用ゲームに流れてきている」なんて記事がありましたねー。
そこから考えるとゲーセン→据え置き→携帯ゲーム機→スマホゲーとどんどんコンパクトになってきている気がします。
ゲームという視点だけでなく、人の余暇過ごし方自体が変わってきているのかもしれませんね。
興味深い記事をありがとうございました。