連載：気まぐれゲーム雑記　第262回：FF14ベータテストフェーズ3はボッチだとどこまでプレイ出来るか？　最終回、と言う話題

気まぐれゲーム雑記
第262回：FF14ベータテストフェーズ3はボッチだとどこまでプレイ出来るか？　最終回、と言う話題

ざんねん！！わたしの　ぼうけんは　これで　おわってしまった！！（シャドウゲイトより）

3回目でThe Endを迎えました

先週に引き続き、FF14のベータテストフェーズ3をボッチプレイでどこまでいけるかというプレイをばく進しました。
そしてついにゴールへといきついたので、本日はそこらへんの内容を含めてご紹介していこうかと思う次第です。一応、前提条件は「ボッチでどこまでプレイできるか」と言う事なので、「ソロでどこまで進む事ができるか？」というものです。しいては、ソロでエンドコンテンツ（レベル上限くらいのゲーム内容）まで遊べるようになるのかどうかという着目点になります。……ゴールはPTを組むなり何なりをしないといけない、というところにぶち当たったらゴールということでした。

なんだかんだとPT必須だった

前回は、飛空挺が解禁されて世界を飛び回れるようになりましたが、そこからほどなくしてダンジョン解禁クエストが始まります。つまり、それまでダンジョンは入れません。メインクエストをこなす過程で入れるようになります。
で、問題はそのダンジョンなのですが、インスタンスダンジョン（一時的に生成される自分達占有のダンジョン）となっているためかパーティ必須となっています。レベル15以上の4人パーティ構成じゃないといけないということで、そこでゴールと相成りました。ボッチの冒険はココで終わりです。

色々と検証に付き合ってくれたとぼけ顔の友人A（左）と、冒険を諦めたAZさん（右）

最近の標準的MMOの戦闘だったり仕組みである印象もあった新生FF14ですが、やはり自由にやれそうな要素は少なかったというところでしょうか。MMOは大きく2パターンあって、最近では見られなくなった自由な世界を謳ったユーザー主導となるタイプのモノと、完全に開発側がゲーム内をコントロールするタイプのモノです。新生FF14は後者に当てはまります。

FF14の特徴として、経験値の大半はクエストクリアの報酬となっていて、メインクエストをこなしていけば自然とやり方がわかるように仕上がっています。初心者には問題ない代物でしょう。ですが、黙々とレベルを上げるためだけにメインクエスト、サブクエストをひたすらに消化していく様はある意味壮大なチュートリアルです。慣れている人にとっては面倒な作業とみることも出来ますし、意見は割れそうだと痛烈に感じました。とはいったところで、MMOなのでアクション性も求められませんし、上手い代替案も浮かばないので無難な落としどころなのかもしれません。
個人的には、メインクエストのインスタンスバトル（一時的なイベントバトル）は1人でしかプレイが出来ないにも関わらず、ダンジョンでは強制PTというのにはちょっとアレだなぁという思いがなきにしもあらず、というところでしょうか。あとは、メインクエストを他のプレイヤーと共有できないので、進行度に個人差が出てくるのは間違いありません。エンドコンテンツまで行ってしまえば変わらなくなりますが。

というわけで、現時点ではボッチプレイでハイレベルな内容が楽しめるところまで行けるかどうか、という事についての結論はNOです。PTを組まないと入れないダンジョンというのが、ソロプレイヤー最大の足かせとなるのは間違いないでしょう。そういう意味では、登録した人をNPCとして雇えるドラクエ10の方がソロプレイヤー向きかもしれません。
ボッチプレイヤーとしての冒険は終わりましたが、MMOとしてなら今時のMMOらしくPTプレイ重視でそれなりにしっかりと出来上がっている代物です。一緒にプレイされる人がいるなら、突撃してみるのもありではないでしょうか。ただし、初期クラスによっては飛空挺解禁まで合流できなくなるケースもありますので、きちんと決めてから突撃してみる方が良いかもしれませんね。