連載:気まぐれゲーム雑記 第232回:情報を出し渋った部分でのアレコレが何だか勿体ない、と言う話題
気まぐれゲーム雑記
第230回:情報を出し渋った部分でのアレコレが何だか勿体ない、と言う話題
勿体ないの一言です。
情報戦は印象付けに限る
世の中は、ありとあらゆる情報によって動いています。
特にインターネットの普及率が高い昨今においては、個人においてさえもその情報の価値を見出して様々な試みが成されます。個人ブログはその最たるモノでしょう。……まぁ、嘘やら何やらも多く含まれているので、見る人達にとっても見る目を鍛えなければならないわけですし、悪質なブログやらサイトやらは未だ減らず困った次第でもありますが……。
ゲーム業界もそんな情報戦線まっただ中にいるわけで、奇しくもPS4とXbox Oneの新ハード対決の年となりました。Wii Uもまた、別の意味でE3での情報戦が期待されています。
とりわけ、Xbox Oneは先日発表されたばかりですが、ホームエンターテイメントな部分がピックアップされていて、イマイチ中古の話題やら互換の話題やらはその真意が見えてきません。情報において、もっとも重要なのは印象を与えることです。というわけで、今日はそんな情報の出し方で損をしているとは思わないのだろうか? という話題をしてみようかと思う次第です。
勿体ない感満載
PS4もXbox Oneも、後方互換に関してはない事が明らかになっています。特にXbox Oneはこちらにもある通り、「互換は後ろ向きな考え方」と中々に海外らしい発言をなさっています。いやぁ、実に強気です。分からなくはないですが、なによりはあった方が良いに決まっています。スペック上、仕方がないというところではありますが……。
また、中古についてはもはや情報が錯綜していて、結局のところ「マイクロソフトも中古市場の事は考えているから正式発表を待て」という何とも言いようがない結果となりました。中途半端に「どこまでが言えてどこまでが言えない」なんて話をするからこういう事になってしまいます。
最初から言うならきちんと明かすべきだし、そうじゃないなら「正式発表を待ってね」でいいわけです。PS4も、中古については何かしらの施策があるかもしれないような流れになっていて、お互い出方を見ている感がしないこともありません。
次世代ハードが出た時に、ユーザーが気にするポイントはいつも変わりません。新タイトルのラインナップ、互換があるかどうかです。また、オンラインパスが出てきてからは中古市場も常に付きまとう話題となりました。それは日本でも海外でも同じ事で、ホームエンターテイメントを全力でプッシュしようがしまいがゲームユーザーはゲーム機としてみるわけですからそこを最大限に気にするわけです。ハードを買うのも、ソフトを買うのも消費者なのですから。
昨今の情報戦線をみるに、どこに対してアピールしたいのかが見えてこないケースが多々あります。メディアなのか、開発者なのか、消費者なのか。消費者な我らはそこを上手くかみ砕いて理解しなければなりませんし、情報を出す大元はそういった部分を最大限注意すべきポイントでしょう。E3でも多くの情報が出てくるとは思いますが、ユーザーにとって喜ばしい話題が出てくることを願いたいものですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:Xbox Oneの互換やら中古やらが何やら海外でも話題になってるっつーんで、なんつーか情報を出す大元は色々と考えて発言しようぜ? という話題をしてみました。
:まぁ、結局分かり辛いんだよな。ストレートなアプローチじゃないというべきか。中古やら互換やらはユーザーにとって重要なポイントの一つなんだから、明確にしておくべきところだろうに。……どうせ後で話題になるんだし。
:情報をどこまで出すのかで色々と企業間の戦いがあるんでしょうなぁ。でも、まだ言う時期じゃないならそういう趣旨の発言はすべきかと思うところです。……情報戦線が何だかややこしい感じに思えてきました……。
:情報を出す側は、きちんとある程度ユーザーやらメディアやらの動きを想定して情報を出せ、っつーことじゃね? それが良いかどうかはわからんが、対策をすれば悪い方向にいくとはおもえんのだがなぁ……。
:
:
:
: