海外では拡張第2弾“Brave New World”が7月9日に配信予定となっている「シヴィライゼーション5」ですが、拡張第2弾“Brave New World”に登場する“世界会議”の概要が発表されました。4Gamerさんの方で解説されていますので、抜粋させて頂きます。

世界会議はゲーム後半，特定のリサーチを完了することでアンロックされるというもので，リサーチを最初に終わらせた文明が，世界会議の議長になるという。30ターンごとに2つの「重大問題」についての投票が行われるが，ほかの文明が大使を1人しか送れないのに対して，議長国は2つの投票枠を持っている。また，会議にかけられる2つの問題のうち，1つは議長国が選び，もう1つはランダムに選ばれるという。

これらの重大問題には，例えば特定の品目の輸出禁止や核兵器の廃絶などがあり，これを可決することで，敵対する文明を締め付けたり，自らを優位に立たせたりしていくわけだ。いずれ世界会議は国際連合へ進化するので，国連で“世界のリーダー”に選出されることが「外交勝利」になる。

シリーズお馴染みの国連となる前段階が導入、といった具合ですかね。

シヴィライゼーション5は、当初シヴィライゼーション4ファンからはかなり手痛い評価を浴びましたが、拡張を出してバランスを調節したり、シヴィライゼーション4に近づけてくるなどユーザーへの歩み寄りが見られました。今回の世界会議も、国連の進化系的システムのようなので、それに類似したものでしょう。ファンにとってはありがたい拡張になりそうです。

PCシミュレーションファンからは暑い支持があるようにも思える本作ですが、日本ではひっそりとアマゾンやら公式サイトやらで拡張が配信される程度にとどまっています。PCゲームとしては日本でもそれなりに知られているタイトルなだけに、もうちょっと宣伝してもらいたいものではありますが……。日本のPC市場を見ていると、中々むずかしいものを感じますね。

［情報元：4Gamer.netさん］