最初に断り書き

本記事は、ファミ通.comさんと4Gamer.netさん（メディアクリエイトさん調べ）より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。本記事のデータはどちらが優れてるだの何だのといったモノではなく（そもそも、いちユーザーにそれがわかるわけありません）、マーケティング上公開されたデータの比較であり、その上での考察を書いているに過ぎません。

また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。

ちょっとだけ説明

• 赤い部分は新作タイトル

集計期間：2013年3月25日～3月31日

［参照元：ファミ通.comさんおよび4Gamer.netさん］

今週のランキング

今週の新作でランクインしたタイトルは次の10つ。

• フェイト/エクストラCCC
• 朧村正
• ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印
• ドラゴンクエストX 目覚め氏五つの種族 オンライン
• ゲーム&ワリオ
• ～聖魔導物語～
• プリキュアオールスターズぜんいんしゅうごう☆レッツダンス！
• ファイナルファンタジーXI アドゥリンの魔境 拡張ディスク
• Megpoid the music#
• 下天の華

フェイト/エクストラCCCは、流石に名の知れたタイトルなだけあってPSPでも安定したファン層の支持があったようです。ハード寿命としては、PSPからVitaに移行しつつありますが、まだPSPでもやれるような情勢でもあるのでしょう。

朧村正も、かなりしっかりと売れたようです。いくつも買うような熱烈なファンの方もいるようですが、熱烈なファンですし有りでしょう。むしろ、大いにやって下さい。ファンの鑑とも言えるその行動には頭が下がります。……本当にすごいなぁ……。

ダンジョントラベラーズ2は、前作がある事から何だかんだと売れたように思います。しっかりとしたファンもいることですし、これくらいの数字で問題はないのかもしれません。

Wii U版ドラゴンクエストX 目覚め氏五つの種族 オンラインは、思ってるよりは少ない雰囲気でしょうか……。DL版を買ってWii版から乗り換えるキャンペーンもあるので、そちらを利用した人が多かったのかもしれません。そうなると、この数字は参考にしか過ぎないとも言えます。……まぁ実際のところはわかりませんが。

ゲーム&ワリオはかなり少ない印象ですが、余り大きな宣伝もしていなかったようにも思えますし、Wii Uの現状を見れば無難な着地点なのかもしれません。悪い評判は聞かないので、もうちょっと上手いアプローチはあったように思えるところです。

他には、ゼロディブさん開発でちょっとした賑わいを見せている～聖魔導物語～や、プリキュアは無難なところとして、FF11もまだ売れるんですね……。ちょっと驚きです。
逆に悪い評判を良く聞くMegpoid the music#は、流石にミクさんとはレベルが違ったというところでしょうか。……何とも言えませんが……。

全体的にみて、ルイージマンションが1位を連取した形となりましたが、中小の新作が乱立した印象に思いました。4月以降はしばらく新作も減ってきますので、どういったタイトルがジワッと売れ続けることになるのかを見守るランキングになるかと想像しています。なんだかんだとジワジワ売れているタイトルがそこそこあるようですし……。

Wii Uは2万台に増えましたが、ドラクエ10効果でしょうか。とはいえ、抜本的な解決には至っていません。とりあえずは、6月のE3まで待つ他ないようには思います。それまでは3DSで盛りあがるスタンスなのでしょう。もはや仕方がない話です。
またVitaは3万台となりましたが、もうちょっと加速するような何かが欲しいというのはあります。少なくとも、ハードの値下げには踏み切ったので、あとはメモリーカードと「多くの人が欲しがりそうな」ソフトの充実が課題でしょう。……PS4までに、どれだけ売れるかがポイントかもしれません。

以上、今週の売り上げ比較記事でした！