比較記事:ファミ通さんとメディアクリエイトさんの販売ランキングを比較してみました [集計日:2012年10月8日~10月14日]
最初に断り書き
本記事は、ファミ通.comさんと4Gamer.netさん(メディアクリエイトさん調べ)より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。本記事のデータはどちらが優れてるだの何だのといったモノではなく(そもそも、いちユーザーにそれがわかるわけありません)、マーケティング上公開されたデータの比較であり、その上での考察を書いているに過ぎません。
また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。
ちょっとだけ説明
- 太字は、平均からの差が10%以上あった場合のタイトルおよび、気になったタイトルとその売上数
- 灰色部分は順位違い
- 黄色部分はファミ通さんかメディアクリエイトさんのみしかないタイトル
集計期間:2012年10月8日~10月14日
[参照元:ファミ通.comさんおよび4Gamer.netさん]
いつも通り、新規タイトルをピックアップです。
まず1位のブレイブリーデフォルトは14万と新規タイトルながらに大健闘です。
現在プレイしているのでちょこっと書いておくと、現在中盤くらいですがストーリーはかなり良いと思います。実に続きが気になるようなものになっていて、久々にRPGらしいRPGをしている感覚になりました。クラシックなRPGをしたい人にとってはご馳走になるのは間違いないでしょう。……スクエニさんのRPGだからちょっと心配してましたが、シナリオやサウンドが外部スタッフだったお陰かもしれません。
3位のプロジェクトクロスゾーンは、手堅いラインです。お祭りゲームや元ネタを知っている人達が買い支えた感じでしょうか。
他の新規はランキングに違いがあるので名前だけでいきますが、トキトワは大体3万程度です。注目度の割には少々数字が少ない気もしますが、イメージエポックさんや、そういったアニメーションが好きな方が買い支えた感じもします。余りプレイされている方の感想がなかったのが残念です。
ディアボリックラヴァーズは女性向けタイトルのアドベンチャーゲームですが、数字に違いが見られます。とはいっても、正直女性向けタイトルの分析はちょっと難しいです……。強いてあげれば、メディアクリエイトさんの方が女性向け取り扱い店舗数が少なかった……くらいでしょうか。
他は、PS3版ディスオナードがランキングに入っています。ですが、PS3版は不具合が出ていて、何とも世知辛い事になっているのは残念です。ベセスダさんタイトルはPS3系に弱いのでしょうか……。
全体的に見て、やはり前評判通りブレイブリーデフォルトは強かったです。今後しばらく伸びを見せるかどうかですが、今のところ余り悪い評価は聞かないだけにもうしばらくは期待したいです。個人的にも良いゲームだと思うので2DRPGがしたい人にオススメです。
プロジェクトクロスゾーンはジャンルから考えれば無難なところでしょうか。トキトワは、想像より売れたと見るべきか、注目してたより売れなかったとみるべきか……。いずれにせよ、まだ余りプレイされている方の評価を見ていないので、そこらへんを知りたいですね。
なお、今週はディアボリックラヴァーズくらいしか数字の差異がなかったので、取り上げるタイトルはありません。
以上、売り上げ比較記事でした!
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:さて、比較記事のお時間です。ブレイブリーデフォルトが追従を許さない程度には売れたってことで。
:ふむ。ブレイブリーはストーリーもサウンドも良いし、スクエニさんのRPGにしては非常に優秀だと思える出来なんだよな。
:外部スタッフの力じゃないかなぁと。やっぱ、社内の見知らぬ誰かさんよりも、シナリオライターとして定評がある、もしくはある程度評価されている人が書くべきってのがはっきりしただけでも良い事だと思う。それに、まだこういった2DRPGに需要はあるということで。
:かといって、凄く中途半端な2DRPGを作られても困るけどな。スタッフが優秀であるからこそ、2DRPGであっても売れるような良いモノができたという事なんだろう。スクエニさんはそのスタンスを忘れないでもらいたいものだ。