Wii U:社長が訊く「WiiU本体篇」が公開されました
12月8日発売予定の「Wii U」ですが、Wii U本体についての「社長が訊く」が公開されました。
ちょっと内容がマニアックなモノになっているので、さらっとまとめておきます。
- ローパワー、ハイパフォーマンスの発想を実現する為にマルチコアCPUを採用。その結果、CPUとGPUをワンパッケージにした。
- 開発する際は、問題が起こると協力会社は自分の責任じゃないと言うので、自分の身の潔白は、自分の身で証明する方針にした。
- CPUとGPUをワンパッケージにしたので、コストダウンや消費電力も抑えられる。
- 本体ハードは黒子な存在だけど、開発頑張った。
- ヒートシンクが3倍ほど大きくなった。ファンも大きくした。
- 熱実験は2000回。1回1時間かかる。
- 岩田氏、スケルトンバージョンWii Uを欲しがる。
- 吸気から排気は、側面から背面へ。
- 検査パターンにメリハリをつけてコストダウン。
- まとめちゃうと、様々な人の手を借りて、コストダウンしたり、製品のクオリティをアップしたよ、と言う事。
間違いなくWiiからの正統進化、といったところでしょうね。
PCや基盤にちょっと詳しい人なら何となくわかるとは思いますが、今の機器は概ねハイパフォーマンスを得るために、ハイパワーのモノを構築する必要があります。それを技術的にクリアするというのは大変難しいことで、PCなんて電源が弱いと根本的に動かなくなります。Wii Uはそこらへんを本体価格とコストの採算を照らし合わせ、なおかつより広い人達へ売るという面を考えた上手い落としどころ、と見る事もできます。
管理人を含め、本当にその消費電力で大丈夫? 的なモノを感じている人もいるでしょうし、本体のスペックが何であろうとしったこっちゃないって人もいるでしょう。ですが結局のところ、Wii Uから面白いゲームが出ればハードの性能が何であろうとさしたる問題はない、と言えちゃったりするわけです。
任天堂さん初となるHD機は果たしてうまくいくでしょうか? 次回のWii U GamePad篇でも面白い話が出てくれると良いですね!
[情報元:社長が訊く「WiiU本体篇」より]
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:Wii U本体についての社長が訊くが公開されました。
:なんつーか、マニアックなんだが?
:まぁ、要するにコストダウンを頑張ったよーってお話。でも、見る人が見れば、ゲーム機の値段はほぼ相場が決まっていて、それでHD機を作るというのはどこかでコストダウンしないといけないんだから、どこがどうコストダウンをしたの? ってことになるわけ。……ま、何であろうとハードは黒子っつーてるんだから、ソフト次第だと思うけどね。
:お、おう。つまりソフト次第ってことな? ……ハードの説明は難しいわ……。