気まぐれゲーム雑記
第47回「Wii Uのソーシャル機能Miiverseは真のキラーアプリ？　と言う話題」

そもそも、ソーシャルを正しく理解している人ってどれくらいいるのかなぁ？

Wii Uは色んな人が色んな反応をしている

今日から約2ヶ月後、Wii Uが発売されます。
値段が注目されたり、発売日が注目されたり、その独特のコントローラだったり、消費電力だったりなんだったり。いろいろと注目を浴びていて、様々な憶測も出ているのが現状です。まぁ結局のところ、発売されてから実際に使って見るまでその真価はわからないわけで、スペックに対してがっかりした人もそうでない人も、待ってみるほかない、というのが現状だったりします。

で、何やら北米の任天堂さん社長ことレジー氏が、Wii Uに搭載されているソーシャル機能を持つアプリケーション「Miiverse」こそが真のキラーアプリであるとの発言があったようです。詳しくはこちら（海外サイトさんです）。
いつも通り要約しちゃうと、タブレット型コントローラが注目されたり、そのコントローラにジャイロ機能が搭載されていたり、なんだかんだといっぱい注目要素があるけど、「Miiverse」こそが真のキラーアプリなんだけど……。たぶん実際に使って見るまでわからないんじゃないかな。
といった感じのお話です。
というわけで、そもそもソーシャルってなんでしょう？　というお話から絡めていこうと思う次第です。

ソーシャルと一言で言っても……？

今や、ソーシャルという言葉を聞かない日はないくらい、あれこれメディアが取り上げていたりしていますが、そもそもソーシャルって一体どういう意味なのでしょう？

ソーシャルを英和辞書あたりで探してみると、その答えは社会的、といったものです。
この社会的という言葉の意味は多数あり、今言われているソーシャルを踏まえると「何かを共有したり、相互に絡む関係や、そういう人達の集まり」といったところでしょうか。
一般的な言葉として「社会的」を考えてしまうと模範的とか、社交的とか、そういう回答しか出てこないので分からなくなってしまいますが、上記の説明を踏まえれば大体は理解できると思います。

そうなると、ツイッターであったりフェイスブックであったり、GREEであったりモバゲーであったり。そういう人との繋がりを共有するという部分において、個人間の繋がりが考えられるものはソーシャル的である、と言えるわけです。でもこれって、別にそういったモノに限ったりはしないわけで。
例えば、Co-opが出来るゲームも個人間の繋がりですし、相互に関係しあっている仲なわけで。結局なところ「大抵の人はソーシャル的な何かを経験したことがある」と言えちゃうわけです。

キーワードは共有……って何年か前にも聞きました

Miiverseは、任天堂さん主導で管理するフェイスブックだったりツイッターだったり、そういう類のモノです。
ですが、それだけでゲームがより捗るという人も多いでしょう。ツイッターでゲーム内容を実況したり、ニコニコ動画でゲーム実況したりしながらプレイするのと一緒ですね。

ネットや通信手段がなかった時代は、学校こそがゲーム話ができる場でした。それをWii Uで再現しようとしている、といえば何となくわかるかもしれません。だって、自分の好きなゲームの話をしていると楽しいですから。……根本的に、話すのが嫌いな人にとっては面倒なツールかもしれませんが……。

結局なところ、任天堂さんがツイッターなどを頼らずに自社でネットワークを構築しちゃった代物だからこそ、真のキラーアプリなのかもしれません。
とはいえ、そういう他者の意見を聞きたくない人もいるでしょうし、ボッチプレイが好きな人にはキラーアプリには成りづらい代物ようにも思えます。それに、ネガティブな発言や暴言は、どう捉えられるのかは非常に難しいところです。
例えば、つまらないゲームをつまらないと書く事がネガティブになるのか、ただ批評をしているに過ぎないのか……。
そこらへんにどういった基準を設けるのかはわかりません。ですが、キラーアプリというほどなのですから、その完成度に期待しておきたいですね。