連載:気まぐれゲーム雑記 第22回:FF25周年記念のANNIVERSARY ULTIMATE BOXが商売根性逞しいと言う話題
気まぐれゲーム雑記
第22回「FF25周年記念のANNIVERSARY ULTIMATE BOXが商売根性逞しいと言う話題」
四半世紀の重みが違います。
FF25周年記念は3万5千円
FFが25周年を迎えたそうです。
何と言うことでしょう……自分がどれだけ年老いたか、実感せざるを得ないではないですか。いやま、昨日取り上げたメタルギアだって25周年ですので、似たようなモノですけど。
それでも、FFシリーズはこう見えてすべてプレイしていたので、FF1をファミコンでプレイしていた幼き自分を思い出します。……ええ、FF1の時は「会話の意味すらわからないくらいなガキ」でした。何ともお懐かしい話です。
そんなFF25周年記念として、ANNIVERSARY ULTIMATE BOXというモノが発売されるそうです。
中身の一番のウリになっているのは、FF1~13すべてのディスク。
具体的には、以下のようなモノになっています。
- FINAL FANTASY (PlayStation)ディスク枚数:1枚
- FINAL FANTASY II (PlayStation)ディスク枚数:1枚
- FINAL FANTASY III (PlayStation Portable)ディスク枚数:1枚
- FINAL FANTASY IV (PlayStation)ディスク枚数:1枚
- FINAL FANTASY V (PlayStation)ディスク枚数:1枚
- FINAL FANTASY VI (PlayStation)ディスク枚数:1枚
- FINAL FANTASY VII INTERNATIONAL (PlayStation)ディスク枚数:4枚
- FINAL FANTASY VIII (PlayStation)ディスク枚数:4枚
- FINAL FANTASY IX (PlayStation)ディスク枚数:4枚
- FINAL FANTASY X (PlayStation 2)ディスク枚数:1枚
- FINAL FANTASY XI ヴァナ・ディール コレクション2 (PlayStation 2)ディスク枚数:1枚
- FINAL FANTASY XII (PlayStation 2)ディスク枚数:1枚
- FINAL FANTASY XIII (PlayStation 3)ディスク枚数:1枚
……なるほど。中々にファンキーな代物になっているようなので、本日はこのANNIVERSARY ULTIMATE BOXの中身について、話題にしていこうと思うのです。
他にもいっぱいだけど、一番気になるのはアレ
FF1~13でも古いタイトルをHD化するわけでもなく、記念アイテムとしてそのまま売るあたりが実にビジネスライク的なものを感じてしまいます。まぁそんな感想はさておいて、これらをプレイするのにハードを持ち合わせている人って今どれくらいいるのでしょう? 管理人は、PS2にPS3、PSPを持っているので難無くプレイできますが、PS2を持っていないという人も案外いそうな気がしてなりません。
それでいて、このBOXは他にもいろいろなモノが入っています。
- 天野喜孝氏制作 ビジュアルミニレプリカ
- 天野喜孝氏制作 ビジュアル展示用アクリルスタンド
- ビジュアルアート集
- 特別編集映像ディスク(仮称)
- ミュージックセレクションCD/2枚組(仮称)
- 「FINAL FANTAST XIV:新生エオルゼア」モグモグイヤリング インゲームアイテムコード
上記のFFシリーズゲーム全13種セットを合わせると、その重さは5キロとなるそうです。
お米が届いた、と思えば良い感じでしょうか。……わかりやすい例えがそれくらいしか浮かびませんでした……。
で、管理人が思いますに「FINAL FANTAST XIV:新生エオルゼア」モグモグイヤリング インゲームアイテムコードを入れておくあたりが、本当に商売根性逞しいと思うのです。
先日、現行バージョンの終了日が明かされ、αテストの募集などでゲーム本編がいつ開始されるかもわからないこの状況下でインゲームアイテムコードを入れておく、というのは流石はスクエニさんと褒め称えるべきところでしょうか。逆手に読めば、それだけ自信があるとも言えます。……すでに一度失敗しているはずですが。
FINAL FANTAST XIV:新生エオルゼアの開始時期?
このANNIVERSARY ULTIMATE BOXは12月18日が発売日となっていて、完全予約制のようです。
つまりアイテムコードは12月18日には届くわけですね。そこから何ヶ月寝かせる事になるかはまったくの未知数ですが、恐らくはそう遠くない時期に使用できるようにする……とは言いがたいような気が……。
事実、FF14はパッケージを売りながらも結局ほぼすべてを作り直すという、MMOとしては前代未聞の行動を取ることになりました。それでいて、FF25周年記念とはいえど、まだ完成すらしていないFF14のアイテムコードを付けるあたりは、本当に強気な商売です。これがブランドの為せる技でしょうか……。
なにやら、ちょっと酷評してる感じもしますが、管理人としましては、FF14に結構期待しているわけで。今までの、ネトゲを多少触った事がある or 初めての人が作ったMMOみたいなゲームは、馬が合わないモノが多いと常々思っていたのです。DAoCをかなりやり込んだと言われている、プロデューサーの吉田氏には、ネトゲプレイヤーにも新規プレイヤーにも配慮したような、そんな感じが見受けられて仕方がありません。
ですので、実際に発売される12月18日以降、どれだけそのアイテムコードを寝かせる事になるのかは皆目検討もつきませんが、FF14は何とか上手くいって頂きたいと思う次第です。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:FF25周年記念のボックスにFF14のモノも入ってたぜ! ってお話です。
:なんか、αテストすら行われていないものに対してそれをするというのは、ちょっと驚きだな……。
:記念と言えば記念なんだろうけど、どれくらい寝かせる事になるのかねぇ? ……案外、ほんとに年内開始とか?
:βテストですらないというに、どれだけ恐ろしい開発速度なんだよ……。