PCゲーム・デュークさん、海外でダメだしされちゃった・・・・・・。
Duke Nukem Foreverというゲームは、ジャンルでいうとFPSで、そのジャンルで金字塔であったDoomと同じくらい人気があった「Duke Nukem 3D」というゲームの続編です。
続編、といっても、少々開発に時間がかかりすぎてしまい、1997年に開発がスタート、開発会社が延期したり断念したり中断したり仕様変更したり、すったもんだを繰り広げたあげく、約14年の歳月を得てやっと完成した、迷作の名に相応しい迷作です。
今回は、PC版、PS3版、XBOX360版が出るのですが、何が話題になっているといえばその続編の海外での評価でとてつもなく酷評されている、というのです。
以下引用。
PC Gamer: 8/10
奇跡に期待しないでください。デュークはまだ私達が愛しているヒーローですが、現代に追いつこうともがいています。荒削りなユーモアや古典的な武器類は彼を維持しています。Gamers.at: 7.3/10
あなたを待ち構えているのは9年前にジャンルを震撼させたであろうDukeです。しかし現在の基準では本当に普通です。IGN: 5.5/10
Duke Nukem Foreverには馬鹿げた楽しみがあるが、それだけでゲームを維持するのは難しい。長すぎる開発サイクルに終止符を打ったことはともかくとして、Duke Nukemの復活に関して注目に価するものは何も無い。Joystiq: 4/10
ゲームに約束された要素は12年前であれば問題なかったが、今の基準では意味が無いものだ。GameSpot: 3/10
Duke Nukem Foreverの多くは呆れるほどひどいが、最も大きな問題はそれが非常に退屈であるという事。このゲームは彼から象徴をとり、笑いものにします。ただし、誰も笑っていません。1UP: 0/10
昨今のプレイヤーとビュアーは少々自意識過剰なキャラクターを求め、ゲームにはまだ馬鹿馬鹿しくてド派手なユーモアのための場所があります。そして今年の初めBulletstormはそれを証明しました。しかしDNFはBulletstormとは異なり、完全に自身の愚かさに気づいていないと見えます。Bulletstormはパーティで少々飲み過ぎた面白い奴ですが、DNFは頭にランプシェードをのせて裸で走り回る奴です。そして彼はなぜ皆が笑っているかを理解していません。
続編を作ろうと頑張った心意義は大切です。ですが、14年の歳月が徒労に終わりそうな空気。
日本のゲーム業界も『どこぞのリメイク商法頼み』みたいにならないといいですね。
ちなみに、こういうレビューというのは主にプレイヤーの主観なので好みの影響というのもありますが、日本の商業誌と海外でのレビュアーの発想は少々異なります。
日本 基本的にメーカーを応援したいので、良い点・褒められる点を探し、ダメな点は特記するほどじゃなければスルー。
海外 取り扱う情報がゲームであろうとマスメディア(不特定多数に情報を配信する媒体・新聞・雑誌など)に違いはないなので『公平に扱われるべき』と考える。
こうやって比べると、多少は点数の違いも納得いくんじゃないでしょうか。
[情報元・Game*Spark]
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:PCゲームの情報が出たと思ったらこれか・・・・・・。
:まぁ、そういうなよ。やったことある?
:FPSは酔うんです・・・・・・。
:頑張れないの?修造みたいなテンションで。
:頑張れ頑張れ!って言い聞かせたけどさ・・・・・・。たいてい5分以内に酔えるんだ・・・・・・。
:まぁ、酔っちまうもんはしょうがねーよな。
:絶対酔わないFPSが出ればいいのにな。
:んなもんあったら、日本でもっとFPS流行ってただろうよ・・・・・・。