連載:気まぐれゲーム雑記 第521回:ゲームをするコア層とそうじゃない層の差がどんどん開いているようです
気まぐれゲーム雑記
第521回:ゲームをするコア層とそうじゃない層の差がどんどん開いているようです
それでもゲームが好きなのです。
差がどんどん開くとどうなるのか
AZです。マラソンを走る人は、どんな人であれ無理をなさらないで欲しいモノです。
ところで、ゲームを余りしない人向けに対してゲームアンケートを実施しているインターネットコムが、新しいアンケート結果を公開しました。PS4やXbox Oneの結果も書かれているのでご紹介です。
日本でも発売されて実際に使ったユーザーの感想が伝えられるようになった「PS4」だが、購入意向に何か変化はあっただろうか。PS4 を持っていない1,028人(全体の97.7%)に購入したいかなどを尋ねた。結果は以下の通りで、購入意向が高まっているようすはない。
【PlayStation4(PS4)の購入意向】
- 購入したい:6.6%(前回8.8%)
- 購入する気はないが、興味はある:23.9%(同22.6%)
- 購入する気はない:69.5%(同68.6%)
一方、国内発売が9月4日に決まったマイクロソフトの「Xbox One」に対する購入意向は以下の通り。こちらも、関心の高まりは見られない。
【Xbox Oneの購入意向】
- 購入したい:2.5%(前回3.4%)
- 購入する気はないが、興味はある:12.1%(同12.2%)
- 購入する気はない:85.5%(同84.5%)
[引用元:インターネットコム]
まぁ、何となく予想出来た範疇の結果ではありますね。
今回も、インターネットコムのアンケートは1052人中ゲーム機を持っている人は552人というモノで有り、ゲーム機を持っていない人からすればそれはもうPS4やXbox Oneに魅力を見出せ! という方が難しいでしょう。それならまだ生活にマッチしているスマホでゲームをするという選択をする人が多いはずです。
とはいえ、PS4やXbox Oneは、最終的に「普段ゲームをしない人達」にも売っていかないとビジネスが成立しません。最初からその人達に突っ込みながらも現状苦戦続きのWii Uはさておきますが、国内のPS4は海外の動向と違い需要が一段落してしまいました。やはり、日本向けのタイトルが必要になっているのは言うまでもない事です。
そうともなると、ハードを牽引するほどのタイトルがどういったタイミングで出てくるのかが一番注目されるところにもなりましょう。ですが、ゲームハードの売れ行きというのは「自分にとって面白そうと思えるゲームがあるか否か」が一番影響するため、どのタイミングでその波が来るかはわかりません。それに「ハードごとゲームを買う」というのは、コアな人とそうじゃない人で差が非常に大きい。昨今では、スマホなどの登場でその差が更に開いているのも間違いない事と言えます。
ハードを牽引するタイトルが出てくるのが先なのか、それともある程度売れ筋のタイトルが充実してくる方が先なのかはわかりませんが、日本の場合はそうでもなければゲーム大好きっ子達以外の層にハードをアピールするのが難しい市場のようにも思えます。「普段ゲームをしない人達」がハードに興味を持つタイミングがいつになるのかはわかりませんが、ハード事業は長期的に見守っていくのが当然ですので、どのハードメーカー・ソフトメーカーも頑張って良いゲームを作っていって欲しいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:相変わらず、インターネットコムのアンケートは一般の人とそうじゃない人の格差的なものを見せつけてくれるなぁってなお話です。
:まぁ、ファミ通のアンケートなんてものはゲームに興味ある人しか答えねーからなぁ。
:もちろん、それも大切だよ。そもそもコアな層に興味を持ってもらえなかったら事業として始まらないわけだし。コア層に上手く広めてもらいながらアピールするってのが一番重要かと。……ま、それが楽に出来たらどのメーカーも苦労しませんけどネー。
:それでもアピールし続けるしかないのが現状なのだから、日本は日本で上手く立ち回れるようになっていって欲しいものだな。
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