気まぐれゲーム雑記
第285回：「ドラゴンズクラウン」の難易度ノーマルがクリア出来たのでファーストインプレッション、と言う話題

なんだかんだと楽しいわけで……。

ベルトアクションを今の技術を用いて作られた一作

昔のアーケードゲーマー達には注目の話題作「ドラゴンズクラウン」が発売されました。
気合いでプレイし続けた結果何とかノーマルクリアまでたどり着けたので、ファーストインプレッションをしてみようかと思う次第です。ちなみに、クリアしたのはアマゾンさんです。

クリアすると、ノーマル・ハードが選べるようになります

2Dベルトアクションとしては素晴らしい

操作性については、どのキャラもクセがあります。エルフが一番クセがないようにも思えますが、エルフは柔らか装甲なので結構アッサリ死んでくれます。また、アクション性も2Dながらに非常に高いモノがあり、そこにスキルなどの育成要素が入ってくるので、クセのあるキャラクターになれるのは少々時間がかかるでしょう。慣れてくると、俄然楽しくなってきます。

敵を上に上げる攻撃と二段ジャンプを活用すると、結構高く飛べます

また、難易度も昔のアーケードをイメージさせる仕上がりで、序盤から敵がしっかりとプレイヤーを殺しにくるあたりは良くも悪くも昔ながらのアーケードゲームをやっている気分です。2Dベルトアクションとしては正しい判断ではないでしょうか。レベルも上がればそのうち強くなっていくので、慣れながら強くなっていくのが実感出来るタイプのゲームです。

スキルも自由に組み合わせる事が可能

注目のオンライン要素は、かなりお手軽にプレイが可能になっています。ある程度長いストーリーを進めると、通信要素が解禁されます。あとはゲートに入るだけでランダム参加できますし、そうしたくなければフレンド参加を選ぶなり、オフラインでプレイするなり自由に出来るのが最大のウリでしょうか。かなり、ワイワイやれる事に間違いはなさそうです。
とはいっても、2Dベルトアクションなので、味方のクラス次第では自分を見失う事もよくあります。そこらへんも慣れるしかないでしょう。ついでに、オンラインの場合は知り合いでもない限り意思疎通する事は不可能なので、ノリでプレイしてもだいじょぶそうです。なお、オンラインについては参加すればサクサクレベルが上がるでしょうから、一度やってみることをオススメします。

オンライン参加を選ぶところ

不満点としては、ダンジョンの内部に基本的な変化はないという事。レベル帯によって、また難易度によって敵は変化していますが、地形そのものが変わると言うことはなさそうです。ストーリーに絡んで潜るダンジョンが途中からランダムになります（お金さえ払えば決まったダンジョンにも行ける）が、構造そのものはノーマルまでは変化がありません。各ダンジョンにAルートとBルートが用意されているくらいの違いでしょうか。
あとは、2Dベルトアクションだからしょうがないとはいえど、縦軸の判定が少々厳しいように思えます。落ちている骨をすんなり拾えないあたりは、地味なストレスを感じたりしてしまいました。

トータルとして、ストーリーの重要性は薄いので大した事はありませんが、純粋にアクションとして面白いです。開発がヴァニラウェアということでイラストやキャラクターは色濃いものがありますが、色彩は実に良い。そこらへんも含め、2Dベルトアクションとしては素晴らしい出来です。2Dベルトアクションに興味がない人にとっては世知辛いとは思いますが、こういった2Dベルトアクションが好きならオンライン通信もありますし盛り上がる事は間違いないでしょう。
また、クリア後にもハードモード、その上のモードが控えていて、一応ストーリーに関連付けられた内容になっています。

2Dベルトアクションながらにハックアンドスラッシュの要素をふんだんに盛り込んだ本作ですが、昔ゲームセンターにおいてあったベルトアクション好きなら反応して良いタイトルです。本作がどれほど盛りあがるかはわかりませんが、ヴァニラウェア好きの方やベルトアクション好きの方にぜひオススメしたい一作ですね！

以上、ドラゴンズクラウンのファーストインプレションでした！　……次はハードをクリアしたら、レビューを書くかもしれません……。