Windows 10/Xbox Oneから2016年10月11日発売予定の「Gears of War 4」ですが、日本発売が見送られる事が明らかになりました。

Xbox E3 2016 Briefing開催終了の後、残念なニュースが飛び込んできた。Xbox Oneの今年イチオシのAAAタイトルである「Gears of War 4」が、昨年の「Gears of War: Ultimate Edition」に続いて日本発売が見送られることが決定した。

これは日本マイクロソフトの担当者が弊誌取材に対して明らかにしたもので、「CEROのレーティング規定に従ってゲームに手を加えることが難しいため」、としている。その一方で、「Gears of War 4」の北米版に日本語字幕が盛り込まれることも決定しており、北米版を買えば日本語字幕で遊べるようだ。

「Gears of War 4」は海外では10月11日の発売が決定し、1度購入すればXbox OneとWindows 10 PCの両方で楽しめる「Xbox Play Anywhere」に対応し、両プラットフォーム間でのセーブデータの共有や、クロスプラットフォームプレイにも対応するなど、まさにファーストパーティタイトルらしい万全の布陣でリリースされる。

～中略～

今回の日本発売見送りは「GoW」ファンにとっては大変残念なニュースだが、その一方で、MicrosoftはXboxにおいて各リージョンの多言語対応を進めている。これは簡単に説明すると、これまで各リージョンごとに選択できる言語が決まっていたものを、その規制を取り払い、自由な組み合わせでXboxを利用できるようにするアップデートだ。これまでアメリカでは英語とスペイン語しか選択できないなど、言語マイノリティに冷たい仕様となっており、批判を受けていた。

［引用元：Game Watch］

極めて残念ですね。

この対応は、Gears of War: Ultimate Editionと同じモノになるわけですが、Xbox Oneは日本市場において色々と厳しい立場ですし、正直やむを得ないというのもわからないではないところになりましょうか。とはいっても、Gears of Warシリーズのローカライズは素晴らしいモノがあっただけに、いちファンとしては非常に残念な気持ちにもなってしまいます。

ともあれ、日本での対応がはっきりとした本作ですが、PC版や海外版などで日本語字幕対応をするという事のようなので、そちらでの購入を検討しておくのが無難でしょう。どれだけの日本人プレイヤーがプレイすることになるのか、色々と暖かい目で見守っておきたい限りですね。