ついに決まりました。
前社長である岩田聡氏が逝去されてから空席のままだった任天堂の代表取締役ですが、常務取締役や経営統括本部長兼総務本部長、人事本部担当だった君島達己氏が代表取締役に就任を発表しました。また、代表取締役専務取締役の竹田玄洋氏と宮本茂氏は、それぞれ“技術フェロー”と“クリエイティブフェロー”に就任した事も発表されています。くわしくはこちら(PDF)。なお、フェローとはー 「代表取締役の中から選定し、高度な知識と豊かな経験をもとに、専門領域において組織運営に関し指導・助言を行う職位」として新設されたとの事。
君島氏は、株式会社ポケモンやNintendo of Americaの取締役などを勤めた人物となります。ある意味、この方以外の選択肢がほとんどなかった様にも思えるところですが、とりあえず空席が埋まった事で対外的なモノに対してのアピールは落ち着きそうな気がしないこともありません。
岩田氏の逝去から、ニンテンドーダイレクトなどアピールの場も減った感がなきにしもあらずな任天堂ですが、ここらへんが正念場でしょう。今後どのようにやっていくか、しかと注目しておきたいですね。