市場の在庫が少なくなっていると話題のWii Uですが、日経新聞は任天堂のWii Uが年内に生産終了と報じました。

任天堂は主力の据え置き型ゲーム機「Ｗｉｉ　Ｕ」の生産を年内にも終了する。人気ソフトが少ないことなどから、前機種「Ｗｉｉ」に比べ、販売が振るわず、回復が見込めないと判断したもようだ。同社は今年中にも、新型ゲーム機を発表する予定。ゲーム機メーカーは次世代機の発売後も一定期間、旧型機の生産を続けることが多いが、不振が続くため、早めの生産終了に踏み切る。

～中略～

Ｗｉｉ　Ｕ向けに供給する部品メーカーによると、既に一部の部品は生産を中止している。早ければ年内にも部品在庫がなくなる見込み。ゲーム機の生産を終えるが、任天堂は新規ソフトの開発は今後も続ける。

任天堂は今年中にも、新型ゲーム機「ＮＸ」を発表する予定。概要は明らかにしていないが、発売すればＷｉｉ　Ｕの販売減少に拍車をかけることも、生産終了の判断を後押ししたようだ。

［引用元：日経新聞］

さて、どうでしょうね？

日経は誤報もあったりするので何とも言いがたいところはありますが、任天堂といえば見切りの早さもそれなりにあるわけで、Wii Uがそれなりに厳しい推移をしている中でNXに照準を合わせた方が良いと判断する流れは至極当然という考えも否定できないところでしょうか。もし記事通りなら、Wii Uの発売日はアメリカの2012年11月18日（日本は2012年12月8日）だったので4年で終了となりますが、今後はここ数週間の推移を続けていく事になりそうな気がしないこともありません。

スマートデバイス方面では「Miitomo」を配信開始するなどで新しい一面を見せてきている任天堂ですが、こういった流れがあるとするとやはり注目されるのはNXがいかなるモノかという部分でしょう。本件については任天堂から正式なコメントが出るかどうかも注目されますが、NXについても発表を楽しみに待ちたいですね。