比較記事:ファミ通とメディアクリエイトの販売ランキング比較 [集計日:2015年6月1日~6月7日]
最初に断り書き
本記事は、ファミ通.comと4Gamer.net(メディアクリエイト調べ)より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。
また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。
集計期間:2015年6月1日~6月7日
[参照元:ファミ通.comおよび4Gamer.net]
新作は、以下の5本となっています。
- 不思議のダンジョン 風来のシレン5 plus
- ステラ グロウ
- 夏色ハイスクル★青春白書(略)
- 新・ロロナのアトリエ はじまりの物語
- ウルフェンシュタイン:ザ オールドブラッド
リメイク作となる「不思議のダンジョン 風来のシレン5 plus」がランクインしました。リメイク作としては、無難な結果ではないでしょうか。DL版の売上がどの程度かは見てみたいモノでもあります。
イメージエポックの忘れ形見的タイトル「ステラ グロウ」は、イメージエポックらしい結果になっています。今の時期だと、こんなモノなのかもしれません。
サブタイが長すぎて省略した「夏色ハイスクル★青春白書(略)」ですが、PS4とPS3をあわせれば実にD3パブリッシャーなのだと言わんばかりな結果がでてきます。オープンワールドということで話題を引っ張ったような気はしますが、プレイしている人は独自に楽しんでいる人も多いようですし、こういった突き抜けた方向性のモノがあるというのも大切な事でしょう。
3DS版となる「新・ロロナのアトリエ はじまりの物語」は、これまた微妙な勢いですね。延期の末に発売された一作ですが、今後どうなるのかは気になるラインでもあります。
FPSとなる「ウルフェンシュタイン:ザ オールドブラッド」は、やはり厳しかった。というよりも、ここまで結果が出ていないタイトルがランクインしているという現状が、実に切ないモノを感じさせてくれます。
全体的に見て、「スプラトゥーン」がWii U本体をさりげなく引っ張っていますし、ウィッチャー3ももう少し伸びそうな予感をさせてくれます。その一方で他タイトルは軒並み厳しいだけに、日本市場の現状がしっかりと反映されているような結果にも見えてしまう気がしないこともありません。
各ハードについて
Wii Uは、スプラトゥーン現象からか、ジワッと伸ばしています。人気作が本体を引っ張るという現象は、実に昔ながらのゲームビジネスという雰囲気はします。今後、どれくらい話題を引っ張り続ける事ができるかは見どころでしょう。
一方PS4は、やはり先週と大差がない結果です。ハードを引っ張るほど強烈なタイトルがない以上、仕方がないところでしょうし、当面は守りの姿勢を貫くことになりそうです。
Xbox Oneは、兎にも角にも厳しい。このまま推移していくのか、何かきっかけが生まれるのかはわかりませんが、もう少しアピールできる何かが欲しいところにも感じられます。
以上、今週の売り上げ比較記事でした!
:先週同様、「スプラトゥーン」が首位だったよーってなお話です。
:ふむ。話題になっているだけの事はあるか。
:そだねぇ。んでもって、プレイヤーもしっかりと継続して楽しんでいるようだから、良いタイトルを作った感はあるんじゃない? ……フェス、楽しみだねぇ……。
:楽しみだと思えるタイトルがあるってのは良い事だよなぁ……。