連載:気まぐれゲーム雑記 第1049回:FF15にインスピレーションを受けた中国のタイトル「Lost Soul Aside」が話題なようです
娯楽はまず“面白い”のが大切です。
完成が見てみたい代物の登場
AZです。日々炊事洗濯をしておりますと手が荒れるわけでして、独り身ながらに手荒れのケアを第一に心がけている次第です。
それはさておき、FF15にインスピレーションを受けた中国のタイトル「Lost Soul Aside」が話題になっているようです。
中国人ゲーム開発者Yang Bing氏より、『FINAL FANTASY XV』にインスピレーションを受けて開発されたインディー作品『Lost Soul Aside』のトレイラー映像および複数のスクリーンショットが披露されています。
Unreal Engine 4で描かれた美麗ゲームプレイデモをアップロードしたBing氏は遡ること2年前に『FFXV』トレイラー映像を目の当たりにし、大きな感銘を受けたそう。そのゲーム性は『ファイナルファンタジー』シリーズ作品と『ニンジャガイデン』を組み合わせたものになるようです。
『FFXV』のようなゲームを自身の手で生み出したいと願ったBing氏ですが、将来的には更にユニークな作品に仕上げられるよう取り組んでおり、「『FFXV』は“歩きかた”を教えてくれた」と語りながらもこれからは“自分の道”を進むべきだと、『Lost Soul Aside』開発への意欲的な姿勢を述べています。
[引用元:Game*Spark]
思った以上に素晴らしい雰囲気になっていますね。
以前もどこかで書いた気がしますが、私としては創作物に対してパクリだの何だのというのは凄くシビアな問題だと思っておりまして。余りに過剰反応しすぎると、ジャンルの元祖以外はすべてパクリにも該当しかねないからです。それに、影響せずして何かを作り上げるというのは、相当な困難を極める事だとも考えています。なので、作品単体として面白いか否かを判断することにしております。
で、インスピレーションなりインスパイアなり、とにかく影響を受けた作品というのは、当然ながらハードルが上がるのは言うまでもありません。ですが、今回の作品はFF15の影響を受けながらも、DmCに見られるようなアクション性を強くしている方向性になっており、ずいぶんと良い内容になっている気にはさせてくれます。そこらへんが、FFとは違うという部分にもなっていくところなのでしょう。
また、もう一つの見どころは、これがインディなタイトルだと紹介されているところです。ほぼ戦闘だけにスポットを当てたトレーラーになっておりますが、インディだとそれなりに少数で作られている事が想像できますし、そういった意味でも完成を見てみたい一作である事は間違いありません。まぁ、今やインディだの何だのという括りは考えず、「面白そう」と思えるものに飛びついていく時代にもなっているとは思いますが……。
完成までは結構長い年月がかかりそうな気もしますが、どのような仕上がりになるのかも注目される事になりそうです。何かに影響された作品というのは色々と大変ですが、良い仕上がりになる事を期待したい限りですね。
:FF15にインスパイアな感じの中国インディゲームのクオリティがなかなかのモノだよーってなお話です。
:ふむ。結構馬鹿にできない感じはするな。
:そだねぇ。何に影響を受けたとか、そういうのも大切な要素であるのは間違いないんだけど、最終的には完成した何かというのがどう評されるかなので、この作品については今後も暖かく見守りたいと思いますな。……見事、発売に繋げて欲しい限りだねぇ……。
:ま、何かに影響されて本格的なゲームを作るという人も増えていって欲しいもんだよな。