Wii Uから2014年5月29日発売予定の「マリオカート8」ですが、「マリオカート8 ダイレクト 2014.4.30」が公開されました。以下、内容まとめ。

特徴の1つ「反重力」

• 「マリオカート7」のレインボーロードで月面を走るコースがあり、そこで反重力があれば新しい操作が体験できるのではないかと考え作った
• 反重力によっていろいろな所を走れるようになるため、ねじれや曲面などをたくさん作りたいと思った
• 今回Wii Uでかなりポリゴン数を多く使用して、様々な地形を作ることでいろいろな走りを実現できた
• 反重力走行中、テストではカメラを反転させたりしてみたが、最終的には走りやすさを優先した
• そのためプレイ時とリプレイでは違うように見える
• 垂直な壁を駆け上る「マリオカートスタジアム」、建ち並ぶ家の壁を走る「キノピオハーバー」、垂直な滝を駆け上って下る「ヘイホーこうざん」など多彩なコースがある
• 反重力時には、スピンターボというシステムを搭載
• スピンターボはキャラやオブジェクトとぶつかったりすると、加速するシステム
• 今までのマリオカートはぶつからないように走るものだったが、今回はぶつかる遊びが広がった

カスタマイズできる3種

• ボディ
• タイヤ
• グラインダー

新キャラクター

• クッパ7人衆（7人全員）
• べビィロゼッタ
• ピンクゴールドピーチ

新アイテム

• ブーメランフラワー
• パックンフラワー
• ミラクル8
• スーパークラクション

車とバイクのスピードについて

• スピード重視の車でキャラはバランス型を使用して検証をした
• 検証結果はコースによって違う
• 直線はカートの方が早く、コーナリングはバイクの方が早い
• どちらか一択になるのはさけたいため、バランス調整をしている

インターネット対戦の詳細

• 対戦方式は「せかいのだれとでも」「こくないのだれかと」「フレンドやライバルと」「大会で」の4つ
• 対戦人数は最大12人まで
• ロビーでは定型文でのチャットとボイスチャットもできる
• 「大会」では、プレイヤーが日時やルールを指定して開催できる
• 「大会」ごとにランキングを発表
• 「みんなのゴースト」で世界中のゴーストをダウンロードして対戦したりできる
• 開発スタッフのゴーストに勝つとミーバースのハンコがもらえる
• 「マリオカートTV」という新機能が搭載

マリオカートTV

• 自分のプレイした映像を見る場所で、巻き戻しやスロー再生が可能
• 自慢の映像を投稿することもでき、投稿した映像は世界中で観賞できる
• TV内の「世界の人気ハイライト」では再生数の多い映像を観賞でき、気に入った映像にはコメントもつけられる
• マリオカートTVからYouTubeにハイライト映像をアップロード可能
• アップロードにはGoogleアカウントが必要

その他

• ゲーム内の音楽の多くは生演奏で収録されている
• 今回のマリオカート8はまさにシリーズの集大成という仕上がりになっている
• 「マリオカート8」早期購入限定「Wii Uソフト2本選んで1ヶ月無料お試しキャンペーン」を行う

唐突に出てきましたね。

キャンペーンについてはすでにこちらの記事で紹介しましたが、今回のダイレクトは突然の発表ということで中々新鮮な物がありました。ですが、元より動画を見ている時間がそこそこに長いので多少は告知して欲しいという気持ちがあるのも否定しがたいですが、ともあれ1タイトルを取り上げるダイレクトは久しい事に違いはないでしょう。動画の作りが胡散臭い外人達による深夜番組状態なのは、人を選ぶ楽しさだとも思いますが……。

ゲーム内容は、相変わらずのマリオカートというところで期待は持てそうな雰囲気にもなっています。また、マリオカートTVとしてYouTubeにアップ出来るようになるのは良い試みではないでしょうか。すでに、インターネット上での動画配信は切っても切れないものになっています。Wii Uもそこらへんにアプローチしなければなりませんが、とりあえずはソフト単位でどうにかするスタンスにはなっていきそうなところでしょう。

ともあれ、色々と期待されているマリオカート8ではありますが、Wii Uをどれだけ販売することができるかは多くの人達が注目するタイトルとも言えます。良い仕上がりになっているようですし、その登場を楽しみにしておきたいですね。