Wii U版が明日3月30日発売予定の「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」ですが、社長が訊くが公開されました。気になったところのまとめです。

• Wii U版ベータテストは、これまでWii版で遊んでた方と今回はじめてWii U版で遊ぶという方が、半々くらいの割合
• 「誰でもわかるし、楽しめる」という普遍性を常に意識しているため、遊ぶ人の世代を問わないと思っている
• 「プレイヤーが自分の個性をその世界で表現できる仕組み」を段階的に盛り込んでいったアップデートをしていった
• グループで遊ぶと面白いし、ひとりで遊んでもメリットがあるという一見相反する両軸を実現していくことが、次のバージョン1.4以降の課題
• お客が自身で新しい遊びを発見できることが面白いゲームの条件で、そういった要素をいかに盛り込めるかが作り手の腕の見せどころだと思う
• バージョン1.3が出た最初の週末は、同時接続の数が、ゲーム発売月当初に近いペースで伸びていた

以上となります。

読んでて痛感したのは、MMOのコンテンツ作りは自転車操業的な部分が非常に大きく、ユーザーのプレイ速度やら何やらを念頭に置いた開発が必要、という事でしょうか。昔からMMOをしてきている身としては、もっと自由にやらせて欲しいとは思いますが、そこらへんはもうビジネス的な都合やら何やらあるのでしょう。仕方がない部分なのかもしれません。

ともあれ、Wii U版の発売日がすでにすぐそこに来ていて、スクエニさんのeショップなどでは清算ができないなど実にMMOのスタート時らしい賑わいを見せているようです。プレイしたい人にとってはイライラするかもしれませんが、これもまたMMOならではの現象には思いますので、生暖かく見守っておきましょう。……そうするしかありませんしね。

［情報元：社長が訊く「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」より］