連載:気まぐれゲーム雑記 第757回:オンライン要素に有害プレイヤーは付き物である
気まぐれゲーム雑記
第757回:オンライン要素に有害プレイヤーは付き物である
有害と言われるだけに、害が大きいわけです
当然ながら、そんな輩はいないに越した事はない
AZです。最近のトレンドは、リニューアル作業で時間を忘れる事です。
それはさておき、「Heroes of the Storm」を手がけているBlizzardのリードゲームプロデューサーKaéo Milker氏が、Blizzardのマナー問題対策について語っております。
Q. リーグ・オブ・レジェンズもDota 2も有害なプレイヤーに悩まされています。どうやら、チームワークという部分に重きが置かれているために有害プレイヤーの問題が悪化しているようです。Heroes of the StormでBlizzardはこの問題にどうやって対処するのでしょうか?
~中略~
開発側でプレイヤーのコミュニケーション方法の種類を制限するか、プレイヤーに有害な行動をやめるように促すか、有害なプレイヤーがそういった行為をやめざるをえなくなるか単純に他のゲームに行こうと思わせるほどの厳しい処罰をしない限りはそういった有害なプレイヤーたちはチームメイトに暴言を吐き続けるだろうという結論に至りました。
~中略~
我々は、チームメイトに対して良い態度を取るようにプレイヤーを促しつつ、良い行いをしているプレイヤーに報酬を与えるという本当に素晴らしい名誉制のシステムを様々なゲームで見てきました。
我々は将来のアップデートで、そういったシステムを独自の方法で導入し、正しいことをしているプレイヤーは賞賛し、悪い行いをしそうなプレイヤーの目の間にはニンジンをぶら下げておこうかと考えています。
[引用元:Kulturさん]
由々しき問題ですねぇ。
「Heroes of the Storm」や「League of Legends」「Dota 2」などのMOBA系に限らず、オンライン要素を持っているゲームならば、マナーとして他者から悪態をつかれた、というケースはそこら中で見かける話ではないでしょうか。わたくしごとではありますが、某デモンズソウルで至って真面目にPK家業を勤しんでおりましたら、何故だか心温まる苦情のメッセージがそこそこに届きました(例:「邪魔すんな、クズが。」「うざってぇんだよ。」「氏ねよ、カス。」等々)し、対戦やMOBA系といった相手と戦う事がメインのゲームは、特に荒れやすくもなるのは想像に容易いでしょう。……ちなみに、某デモンズソウルはPKとして退治された回数の方が圧倒的に多かったです。
チートなど根本的に悪質とされる行為なら、運営側が公然と罰する事もできるのでしょうが、マナーというのは凄く面倒です。ゲームの事を書いているだけの当ブログでさえ、極めて稀に香ばしいコメントが付いたりします。いや、それもまた一つの意見ですので、私が対処に困るだけでさほど問題視するつもりもありませんが、マナーというのは簡単なように見えて案外厄介です。それは、ゲームでも同じでしょう。自身の常識と思っているマナーを他者にあてがう事の難しさは、結構ハードルが高いモノだったりするわけです。
それらのマナー的な問題に対し、MOBA系タイトルを出しているメーカーが最善の改善策を考えているというのは実に喜ばしい。しかも、そういう事をゲームシステムに組み込もうとするあたりは、非常に上手いやり方です。運営側が取り締まるだけ、というよりはかなり効果的でしょう。そこから、どんどん他ジャンルへと広まっていく事を期待したいモノはあります。
今や、ネットワーク要素を持つゲームはかなり多くなりましたが、今後もプレイヤーの年齢層はさほど関係なくマナーの問題は付きまとっていく事になります。願わくば、コミュニティが荒れる様な事が少なくなる事を願いたいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:有害プレイヤーのマナーについて語っておるわけですが、ゲームシステムに組み込んじゃうってのは上手いやり方だなぁと関心したわけです。
:色んな人がいるし、ある程度仕方がないと割り切らないといけないところはあるよなぁ。
:ブログやツイッターは、自身の意見を書いているのだから、それに対する反応があるのは当然だとは思うけどね。主義主張が違えば、考えの相違もあるのは当たり前かと。でも、ゲームの場合はシステムを理解して遊んでいる以上、マナーとかゲーム以外の部分で荒れるのは勿体ない限り。……これはこれで、ネットワーク要素のマイナス点ではあるのだろうねぇ。
:……ゲームなんだから楽しくやりゃ良いのだろうけど、「自分のルール」こそが楽しいと思う人にとっては難しいって事かもしれんなぁ。
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