連載:気まぐれゲーム雑記 第736回:任天堂がキャラクターのライセンス事業を本格化させるらしい件

気まぐれゲーム雑記
第736回:任天堂がキャラクターのライセンス事業を本格化させるらしい件

ブランドイメージは死守します

使えるIPは正しく使うのが一番良い

AZです。ビールを久しぶりに飲んだら、マッハで寝てました。

それはさておき、任天堂がキャラクターのライセンス事業について語っております。

任天堂の岩田聡社長は7日までに毎日新聞のインタビューに応じ、「スーパーマリオ」など同社のゲームの人気キャラクター活用を外部企業に認めて使用料を得るライセンス事業を新たな収益源にしていく考えを示した。キャラのイメージや価値を損なわないことが条件で、スマートフォン向けゲームをヒットさせたソフト会社が任天堂のゲーム専用機向けに移植版ソフトを展開する場合のほか、自動車など異業種の広告に活用してもらう。岩田社長は「時代の変化に対応し、収益機会を最大化する」と説明した。

~中略~

「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」をヒットさせた「ガンホー・オンライン・エンターテイメント」と提携。ガンホーは4月、マリオが登場する3DS版パズドラを発売する予定で、マリオの知名度を生かして海外市場本格進出を狙う。岩田社長は「本当に面白いゲームソフトの世界展開をマリオが手伝えるなら結構なこと」と意義を強調した。

一方、異業種の広告向けのキャラクター提供では昨年、メルセデスベンツの新車とマリオのコラボレーション広告が話題を集めた。岩田社長は「(ベンツのCMのように)価値のある場所にキャラクターが露出できれば、うちのゲーム事業にも相乗効果が期待できる」と語った。

[引用元:毎日新聞

まぁ、前から語っていた事ではありますね。

任天堂は、兼ねてからライセンス事業にも注力していく姿勢をみせていました。その事を再アピールしているという感じでしょうか。元々、メルセデスベンツについてはメルセデス側から任天堂に話があったので、任天堂が主導したわけではない事もわかってはいますが、今後どれだけ本気になるのかは注目でしょう。

ついでに、パズドラのマリオエディションについてもコッソリ語られていて、海外市場向けである事が強調されています。元より、日本で一定の評価を得ているパズドラですが、3DSですでに出ている事を踏まえると、日本でこれ以上伸ばす事は難しいわけで、マリオのネームバリューは海外のほうが映えるモノがあります。そう考えるのも、当然の流れではありましょうか。

また、まだ噂の域を出ていませんが、動画配信のストリーミングサービスを行っていて、日本でもサービス開始が予告されているNetflixが、「ゼルダの伝説」の実写ドラマ化をするのではないかという話題がでております。

動画ストリーミングサービス大手の米Netflixが任天堂と協力し、任天堂の人気ゲーム「ゼルダの伝説(米国では「The Legend of Zelda」)」シリーズに基づくオリジナル番組を制作しようとしていると、米Wall Street Journalが2月6日(現地時間)、この件に近い筋の話として報じた。

~中略~

Wall Street Journalによると、ゼルダの伝説コンテンツはまだ計画のごく初期段階で、脚本家を探している状態という。Netflixはこのコンテンツは家族で楽しめる冒険物語で、米HBOの人気テレビドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のようになると表現したという。

[引用元:ITmedia

これもまた、ライセンス事業の一環でしょうし、ゼルダ人気に拍車がかかれば言う事もありません。

しかして、ドラマでアピールする場合はその出来映えが問われますので、それ相応のクオリティが求められるところにもなります。海外だと「Game of Thrones」のようなファンタジーのテレビドラマが話題を呼んでいるところはありますし、「ゼルダの伝説」の実写ドラマ化が嘘か真かは明らかになっていませんが、上手い事自社のライセンスを使いこなしていって欲しいモノですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:任天堂がキャラクターのライセンス事業を本格的に推し進めてるらしき話題があったよーってなお話です。

しゃきーんさん:まぁ、前々から言っていた事ではあるな。

しょぼーんさん:使えるモノがあるなら、使えばいいんじゃない? 今このタイミングで、ゲーム単体で稼ぎ続けるってのは結構難しいモノがあるだろうし、色んな事をやっていった方がリスクは分散されるから、あらゆる手は講じた方が良いってのは正しい事だと思うよ。……まぁ、ほんとブランドイメージだけは死守すべきですけどネー。

しゃきーんさん:ブランドイメージが崩れたら、元も子もないからなぁ……。

連載:気まぐれゲーム雑記 第736回:任天堂がキャラクターのライセンス事業を本格化させるらしい件に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

しょぼーんさん

しゃきーんさん

記事にコメントを書く