連載:気まぐれゲーム雑記 第721回:Steamで簡単に動画配信できるSteamブロードキャストが正式実装

気まぐれゲーム雑記
第721回:Steamで簡単に動画配信できるSteamブロードキャストが正式実装

動画の重要性は“宣伝”と“レビュー”

「どれだけ」動画配信されるか対決

AZです。いつも時事ネタを一行だけ書くところだけど、流石に政治や宗教などのデンジャラスな部分に触れる気はありません。

それはそれとて、いよいよSteamでも動画配信サービス“Steamブロードキャスト”が正式に実装されました。Steamブロードキャストというのは、Steamでプレイ中のゲームを配信出来るサービスです。くわしくはこちらからどうぞ

元々、ゲームの動画配信というのはPCから始まりましたが、PC側でも色々用意するモノが多数必要でした。綺麗に映せるための配線やら、キャプチャーボードやら、根本的に撮影に耐えうるPC等々。そんな面倒をPS4やXbox Oneは極力解消するようにしましたし、任天堂は少々立ち位置が苦しいながらも、ニコ動での動画配信を許容するという形でアピールしています。果てには、スマホゲームさえ動画配信できるようにもなりました。

動画配信の根底には、2つの要素があると考えています。わかりやすく言えば、セールスに繋がる宣伝の要素と、評価の要素。宣伝はそのままですね。どんなゲームなのか、見ればわかるわけです。で、実況動画や字幕動画というのは、レビューをしているという側面もあります。実況なんて特に、プレイヤーがどこが楽しいと思っているのかを実演するわけで、ある種リアルタイムなレビューとなるわけです。つまり、宣伝面でもレビュー面でも「多くの動画が配信された方が人目に付く」というのは当然のことであり、そういったモノが人気になりやすい……要は、新しいブームを生み出すかのような作品になりやすいとも言えてしまうわけです。

で、Steamが動画配信サービスを始めたというのは、Valveによるリビング進出への野望とも言えるSteam Machineを見据えている事は間違いないでしょう。リビングに進出しながらも、PCで出来た事ができなくなるというのは本末転倒です。少なくとも、PCのアドバンテージであった部分を損なう事はできません。だからこそ、実装されたとも言えるでしょう。

今後も、動画というのはレビュー面や広告面で多くみていく事になります。動画の好みは色々あるでしょうが、より「信用出来そうな」情報をだしてくれる人達に期待を寄せておきたいものですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:Steamが動画配信サービスを正式に実装したわけだけど、これは色々と先を見据えた話なのだろうなぁと思うわけで。

しゃきーんさん:それだけ、動画の効果ってのがすごいとも言えるのかねぇ?

しょぼーんさん:それはあるけど、PCでできること=Steamでできることというのがあるとは思うよ。結局、今のPC代表ってSteamといっても過言ではないわけで、Steam Machineでリビングに殴り込むぞーっていうなら、PCで出来る事は可能でありつつ、家庭用機で出来る事も可能じゃないといけないだろうから。……ま、Steam Machineがいつ出てくるかってな話にもなりますけどネー。

しゃきーんさん:そこはもう、Valveだからなぁ……。

連載:気まぐれゲーム雑記 第721回:Steamで簡単に動画配信できるSteamブロードキャストが正式実装に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

しょぼーんさん

しゃきーんさん

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