連載:気まぐれゲーム雑記 第720回:海外調べでのMMO満足度調査が結構面白い
気まぐれゲーム雑記
第720回:海外調べでのMMO満足度調査が結構面白い
自分が楽しめればOK
MMOのビジネスモデルは時代ごとに変化
AZです。KDDIが、見た目はガラケー、中身はAndroidスマホという「ガラホ」を発表したそうですが、実にKDDIらしいと思ってしまいました。
それはそれとて、フランスの調査会社GameStatisticsがおこなったMMOに関する調査内容をKulturさんが紹介しています。9つのポイントだけを抜粋。
- Guild Wars 2, PlanetSide 2, ファイナルファンタジーXIVは過去3年間でサービス開始時に特に高い評価を受けたMMO
- 非常に満足したプレイヤーだけが同じMMOを長期間続ける
- MMOプレイヤーの平均年齢は28歳
- MMOプレイヤーはアンケートに答えるのが好き
- 年齢が高いほどMMOへの評価は厳しくなるが、お金を払ってくれる
- デジタル版の購入者は増え続けている
- バグ、バランスが取れていないクラス、BOTはMMOに昔からある欠点
- MMOはもちろんマルチプレイオンラインゲームではあるが、そこまでMassively(大規模)ではない
- MMOの月額課金制は全く死んだわけではない
[引用元:Kulturさん]
FF14は、海外でも高い評価を受けているようですね。
プレイしている人も多ければ、それだけ興味が湧く人も多いのは当然の流れでしょうか。日本でも、プレイしている人達からは高い評価が出ているFF14は、海外でもしっかりと評価をされていることが窺えます。
個人的には、「MMOはもちろんマルチプレイオンラインゲームではあるが、そこまでMassively(大規模)ではない」あたりが、今後のMMOを左右していく要素の一つには思えたりもするところです。MMOの理想は、「一人でも多数でもできる」ことこそが一番プレイヤー数を増やせる一因に違いないでしょうし、昨今ではLandmarkのような「サンドボックス」型のMMOも出てきています。
現在の主流である「テーマパーク」型のMMOと、今後増えていく可能性がある「サンドボックス」型はどちらが良いと言われるようになるのか、長期に渡ってウォッチしていく必要があるでしょう。どちらも、自身が気に入ったのであればそれはそれで面白いゲームに違いはありませんけど。
また、もう一つ「MMOの月額課金制は全く死んだわけではない」というのは、良く言われている「ゲームはすべてF2Pになっていく」論争に対して、良い具合の問題提起になるのではないでしょうか。月額だからこそできる内容、F2Pだからこそできる内容がそれぞれにあります。ゲームとして、より人を集めやすいのはどちらかと問われたら、FFのようなネームバリューがない限りF2Pになるのは仕方がない話です。しかし、月額課金はそれだけ充実したサービスを行えるのがメリットですし、その長所を今後も活かし続けて欲しいモノはあります。
MMOは、F2Pの台頭でビジネスモデルやゲーム内容を変化させつつ、海外だと一時期よりもジワジワと増えているような印象にはなっています。今後は、どういったモノが流行るのかを生暖かく見守っておきたいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:MMOの満足度調査について書かれた記事があったんだけど、海外でも何となく日本と似た様な感じなのかな? とは思ったわけです。
:結局問われるのは内容だしな。
:F2Pは無料だからこそ間口は広いから効果的にやれるわけだし、月額課金は月額を予算にできるからサービスの充実化が計れるし。そういった課金面から見ても、ゲーム内容の合う合わないがいつも問われていくのだという事っすね。……まぁ、自分が自分で面白いと思えるモノを延々とやってりゃ良いと思うよ? ほんとに。
:MMOに限らず、好きなゲームを好きな時にやるのが一番だしな。
:
:
:
: