連載:気まぐれゲーム雑記 第715回:Mojangが「Minecraft - Pocket Edition」の全世界で3000万ダウンロード突破を報告
気まぐれゲーム雑記
第715回:Mojangが「Minecraft - Pocket Edition」の全世界3000万DL突破を報告
色んな意味で凄すぎた
日本でもこれくらいわかりやすい象徴が出てくれば変化するかも?
AZです。先日の「日本ファルコム」とSteam絡みの話題については、価値観の云々も出てくるのでそのうちそういった事を改めて書こうかとは思ったりもしました。
それはそれとて、マイクロソフトよる買収劇があったMinecraftのMojangですが、iOS版とAndroid版が合わせて全世界3000万ダウンロードを突破したと報告しています。発表しているMojangのページはこちら。
Minecraftは、昨年PC版のプレイヤー登録者数が1億人を突破した事が伝えられました。仮にプレイヤーがすべて日本人だった場合、日本人の総人口が2014年の段階で1.261億人程度(世界銀行調べ)なので、大半の人がプレイした事があるというレベルの人数です。それだけの人数であれば、Minecraftの世界的人気の凄さも何となくはわかるところでしょう。
一方で、スマートデバイス系のタイトルは、概ねF2Pが主流となっています。日本でも話題になる言葉と言えば、「基本無料」とか「※一部アイテム課金があります」など、大体そのような単語が付きまとってきます。もちろん、ドラクエやら何やら買い切りのゲームがある事も否定しませんが、日本でスマートデバイス向けの話題作と言えばF2Pになっているのが現実的な見方でしょう。そういった状況下でも、Minecraftは海外のゲームながらに日本のiTuneストアの有料アプリランキング首位を走り続けるなど、圧倒的存在感を出しています。
Minecraftの本当の凄さというのは、PCから据え置き機、スマートデバイスまで網羅しているという事です。それに、iOS版は700円とPC版等々に比べてかなり割安になっているので、PCや据え置き機で遊ばない子供や大人などもプレイしているであろう事は容易にわかります。何より、一つのゲーム内容で大半のプラットフォームを渡り歩いたというのは、脅威的と評するに他なりません。インディゲームに限らず、Minecraftを目指してゲーム作りをするというのは当然にもなりましょうか。
日本では、一部の家庭用ゲーム機市場が縮小傾向にある中で、スマートデバイス向け市場は大きく成長しているとも伝えられています。実際、大きな市場へ投資しなければならない大手メーカーがそちら方面へ注力しているのを見れば、それが今の日本のゲームシーンという事なのでしょう。とはいっても、Minecraftのように「どのプラットフォームでも賑わう」ゲームがあるのも間違いない事ですし、ただのゲーム好きとしましては「どの市場も」盛り上がってくれる事を願いたいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:iOSとかAndorid版のMinecraftが3000万ダウンロードを突破したよーってなお話です。
:相変わらずスゴイ勢いで何よりだわ。
:なんつーか、すべてのプラットフォームを制覇しそうな勢いってのは、本当にスゴイと言わざるを得ないっすな。シンプルながらに、しっかり楽しめるゲームってのは本当に偉大だと思うよ。……わたくし、頑張って一人称視点を克服しますから!
:……来年の今頃には、なんか一個FPSのゲームが楽しめた! って記事が書けたらいいんだろうけど、何せ震度2程度の地震で酔うタイプの人間だからなぁ……。
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