連載:気まぐれゲーム雑記 第704回:2014年は、PCやインディゲームを楽しんだ年でした
気まぐれゲーム雑記
第704回:2014年は、PCやインディゲームを楽しんだ年でした
1年前の大晦日最後の記事のタイトルは「2013年は、面白さについて考える機会が多い年でした」です
2014年をサクッと綺麗に締めます
さて、まず最初に、2014年恐らく最後の記事ということで、丁寧に読んで下さった方も、ツイッターで間違い等を指摘して下さった方も、色んな意見を書き込んで下さった方も、煽って下さった方も、皆々様方におかれましては感謝しか言葉がありません。本当にありがとう御座います。リツイート等々など、多くが励みになっています。2014年も決して煽るような事を書いてきたつもりはありませんが、個人でやっている以上は読まれてこそ価値があると思っています。正しく書いた意図が伝わっていなければ、ただただ私の文章表現力不足に過ぎません。2015年も、しっかりと精進させて頂きます。
反省点は、動画を作る時間が持てなかった事や、リニューアルがてんで間に合わなかった事の2点です自分の要領の悪さを感じずにはいられません。2015年に向けて、しっかりと改善していきたく思います。動画はどんなモノがウケるかはわかりませんけど、たぶん法的な問題を回避する意味でもPCゲームが主体になると考えております。あとは、もうちょっとわかりやすい企画モノでもやってみようかとは思ったりもしています。……まぁ、時間が問題になるのは言うまでもありませんけど。
ゲーム情報に関して言えば、情報が他方に散りばめられたような印象でした。例えば、インディゲームが日本でもユルッと話題になったり、据え置き機が盛り上がってなかったり、「ハイスコアガール」だったり、カテゴリがバラバラで2014年を代表する象徴的出来事がパッとしない感じ、とも言いましょうか。電撃やファミ通など、大手メディアがまるでノータッチだったSteamに関する話題を振るようになったのは、時代がシフトしたような気にはなります。それでも、日本でPCゲーム市場が活気付くというシチュエーションが見えてこないところは変わりませんけど。
他には、最新ハードとなるPS4やXbox Oneが発売されたモノの、まだ本番という空気にはなっていません。日本市場は2015年から本格化してくるでしょう。とはいっても、ハードを牽引するであろうソフトがない事には始まりもしないわけで、どのタイミングで本格的に始まるのかが一番注目されます。日本国内だけを見渡せば、ハードとソフトをセットにしたビジネスモデルが限界に近い? という印象も受けてしまうわけですが、海外では全く違った勢いがあります。ラインナップ数の違いもあれば、環境の違いがあるというのも理解できますので、2015年の日本市場は海外と同じく勢い付くのか、それともWii Uのようにキラータイトルと呼ばれる類が出てもハードを大きくは牽引しないまま終わるのかが問われる年になる予感はさせてくれます。
あと、今更の話ではありますが、個人でこんなブログをやっている以上ゲームの面白さに関心があるのは言うまでもありませんが、その一方で企業のビジネス的なやり方は「気に食わねぇ!」と言いたくもなるケースがちらほらと見受けられました。どこの企業とは言いませんけど、PC版から意図的に日本語を削除するアップデートをするような企業とか、どう見ても不完全版を売ってアップデートでどうにかしようと考えてるメーカーとか、海外じゃDLC追加するだけで良いのに日本だと完全版のみ発売とか、そんな感じの事をしているところです。ゲームの面白さと企業の売り方は別物に違いはないわけですが、信頼されるようなアプローチの方が健全だと言わざるを得ません。
最後に、2014年のゲームに関して、個人的に良いと思えたタイトルは良い意味でドングリの背比べ状態でしたが、強いて挙げるなら「まもって騎士 姫のトキメキらぷそでぃ」が一番面白い……というか衝撃的だったというのが正しいかもしれません。いや、ほんと。ギャグとか嘘偽りなく。あれほどまでに、8bitというクラシックな括りに拘ったゲームもそうはないでしょう。価格分の価値はあります。
ゲームというのは体験できる娯楽です。ですので、ゲームをする人っていくつもの経験値が存在していると常に思うのです。例えば、面白さとか辛さとか色んなステータスがありまして、それを体験すればするほど「自分だけのステータス」というのが出来てきます。大きな括りで言えば、「RPGやシミュレーションが好き」という事になりますし、細かく言えば「マゾいゲームが好き」「短時間で終わるモノが好き」等々。そういった傾向が見えてくるわけです。
で、私としては2014年にとりわけ古さと新鮮さが同居していたのが「まもって騎士 姫のトキメキらぷそでぃ」だった、というだけのことだったりします。他タイトルは「どこかで見た何か」感、いわゆるデジャブをヒシヒシと感じてしまいました。まぁ、たくさんやればやるほどハードルは高くなりますので、そのハードルを越えるような代物をポンポン出せという方がアレな話にもなりますけど。
2014年もいよいよ終わりが近づいていますが、2015年はPS4が日本で本当に始まるのかどうかが注目されます。他にも、日本でのSteamは盛り上がる? 海外市場の今後は? スマートデバイス市場の推移はどう動く? 日本大手メーカーや中小メーカーはどのようなタイトルを作ってくる? などなど話題は尽きない事でしょう。2014年、当ブログを読んで下さった多くの方に心より感謝しつつ、2015年もよろしくお願い申し上げながら占めさせて頂きたく思う所存です。それでは、良いお年を。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:さて、2014年最後になるであろう記事となりました。2014年も我らの下らない話題に付き合って頂き、誠にありがとう御座います。来年も頑張ってトークしていきます。
:2014年も早かったなぁ……。
:あっという間でしたな。なんつーか、もう3年もこのブログやってるみたいだけど、ずいぶんと遠いところまでやってきたモノです。……2015年も我らの下らない話が少しでも皆々様に話題を提供する元となれば幸い。
:ちなみに、2015年もいつも通り毎日朝の6時には連載記事が公開されますので、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
:
:
:
: