連載:気まぐれゲーム雑記 第690回:イギリスのPS事業を担当するFergal Gara氏曰く「PS4を代表するようなタイトルは2年目以降」
気まぐれゲーム雑記
第690回:PS4を代表するようなタイトルは来年以降に持ち越し
時間がかかるのはやむなし
現時点こそがハイペース?
AZです。新しい半纏を購入したのですが、まさか半纏の襟で首がかぶれるとは思いもよりませんでした。
それはさておいて、イギリスのPlayStation事業を率いるFergal Gara氏がPS4を代表するようなタイトルが出てくるのは2年目以降だと語っておられるようです。
PS4は現在も好調なセールスを継続しているとはいえ、プラットフォームを代表するようなゲームが登場するのは2年目以降だと語っている。
Fergal Gara
世代全体を代表するようなタイトルを目にすることができるのは、2年目からだと信じている。PS4の最盛期はまだこれからだよ。~中略~
過去を振り返ってみても、本当に印象的なPS1ゲームが登場したのは96年で、これは欧州ロンチの1年後、日本ロンチからは2年後ということになる。プラットフォームが成熟し、デベロッパーたちが真価を発揮できるようになるには時間がかかるものなんだ。PS3にしても、世代全体を通して最も高く評価された2本のゲーム『The Last of Us』と『GTA V』が発売されたのは、昨年のことだ。
[引用元:Choke Pointさん]
まぁ当然のことですかね。
国内外すべてのメーカーに言える事ですが、海外におけるPS4の勢いというのは誰もが想定し難いくらいに勢い付いていました。一時のWiiみたいなモノでしょうか。実際、それに対応出来たメーカーはそう多くもありません。CoDシリーズやDestinyのActivitionもPS3とのマルチは避けられませんでしたし、他メーカーも同様に安全策を講じてきた印象はあります。
強いて挙げれば、UBIが「アサシンクリードユニティ」でその一端を見せつける……予定だったわけですが、バグ騒動でその真価が見えなかったというのは記憶に新しい出来事です。実際、PS4やXbox Oneといった最新ハード向けに最適化されたゲームが出てくるのは時間がかかるというのも仕方がない話にはなりましょうか。むしろ、PS4のペースが早すぎて付いていけなかったというような雰囲気があった様にも感じられます。
一方で、日本でも2015年の3月までにはある程度PS4向けのラインナップが出始めます。縦マルチだったりVitaとのマルチだったりするタイトルが多いので、この期間に凄まじく加速するかと言われたらいつもよりは賑わうのも間違いはありませんが一気に加速し続けるかどうかは何とも難しい。しかして、最終的にはPS3の時と同じくジワジワとPS4へシフトしていく事が予想されます。
概ね、そのハードを象徴するようなタイトルはハードの発売から結構経ってから出てくるのが恒例になっています。はてさて、日本でも来年PS4を湧かせるようなタイトルが出現するのか否か、生暖かくその状況を見守っておきたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:PS4を代表するようなタイトルは2015年に持ち越しだよーってなお話です。
:まぁ、そんなもんだよな。
:実際、すでにPS4をパーフェクトに使いこなしているタイトルってそうはないと思うわけでして。「The Last of Us」だって出てくるのに相当な時間を要したのだから、それくらい長い目で使いこなせるメーカーが出てくるのを待つのがよろしいかと思う次第。……つまり、日本でもまだ当分先になりそうだという事です。
:日本の場合、PS4市場がまだ本番って感じになってないもんなぁ……。
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