連載:気まぐれゲーム雑記 第682回:シブサワコウ氏としてはクラウドコンピューティングに興味があるそうです
気まぐれゲーム雑記
第682回:シブサワコウ氏としてはクラウドコンピューティングに興味があるそうです
実現できる会社はどの程度あるのか
クラウドに未来を見出す人もちらほらと
AZです。金儲けと好きな事、これらを両立させなければならないのがシンドイところです。
それはそれとて、シブサワコウ氏ことコーエーの代表取締役社長である襟川陽一氏が“クラウドコンピューティング”に興味を示しております。
シブサワコウとして「クラウドコンピューティング」に興味があると語った。ここで言うクラウドはライブストリーミングで配信されるクラウドゲーミングではなく、コンピューターがクラウドで繋がることでスーパーコンピューター並みの機能を果たすことで、こういった圧倒的な処理能力と、どこでも楽しめるスマートフォンのようなデバイスなどの融合により新しいゲームが提供できるのではないかと考えているという。
[引用元:Game Watch]
要するに、Xbox Oneライクなクラウドという事ですね。
Xbox Oneが発売前にやたらとクラウドパワーなるモノをアピールしていたのは、通常知られているストリーミング配信的なクラウドとは違っていた為です。まぁ実際そういう事をちゃんと説明しているところは大してなかったので埋もれていった話題にもなりますが、Xbox Oneは初動から情報の扱いに失敗してたので仕方がないとしか言い様がありません。
話を戻しまして。やはり経営者ならば、クラウドにある程度の活路を見出すような印象を受けました。スクエニのDIVE INは、どちらかと言えばストリーミング配信的なサービスではありますが、行く先にはそういったクラウドコンピューティングの構想があると考えても悪い事はないでしょう。DIVE INの場合、まずは自社サービスが上手く運営できるかというテストという雰囲気も何となくあるような気はします。
あくまでも興味がある程度に終わらせていますが、今後各社はそれぞれにサービス運営をより本格化してくる事が予想されます。概ね、どのメーカーも会員制サービスを展開しているわけですが、それよりもはるかにわかりやすいのは自社のゲームで囲い込むという事です。そういった事を、クラウドコンピューティングで実現出来れば……なんて妄想的な構想は大手メーカーなら考えそうな事な気がしないこともありません。
技術的にはクラウド、視覚的にはVRなどゲームの新しい未来的なモノがでてきている昨今ではありますが、今後どういったモノが主流となっていくのかはまだまだわかりません。それ以前に、根本的にゲームそのものが面白くなければ続きもしませんので、バグ問題で揺れる「真・三國無双7 Empires」を抱え込むコーエーさんとしましては、完成度が高いモノを売るようにしていって欲しい限りですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:シブサワコウ氏がクラウドコンピューティングに興味があるという発言を見まして、経営者なら興味は示すのだろうなぁと思った次第。
:自社でできれば囲い込みが簡単になるからなぁ。
:とはいっても、かなり費用も掛かる事が予想されるので事業として本格的にやるよ! というわけではなさそう。実際そういう動きになったとき、ゲーム市場がどうなっているのかが見物なのかなーと。……ま、それよりも面白いと叫べるようなゲームをどんどん出してね! というオチで。
:まぁ、ゲームあってのゲーム業界だしな。
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