連載:気まぐれゲーム雑記 第681回:PlayStation Awards 2014のまとめ

気まぐれゲーム雑記
第681回:PlayStation Awards 2014のまとめ

ちょっとずつ変化してきた感がなきにしも?

変化するのは良いことでもあるけど、日本メーカーには頑張って欲しい

AZです。ゲームのサントラは恐ろしくたくさん聴きますが、音楽番組はまったく見なくなったような年齢です。

それはそれとて、PlayStation Awards 2014が開催されまして、あれやこれやと色々話題が出ました。すでに記事には書いてますが、改めてピックアップする意味で今一度書いておきます。

ユーザーチョイス賞

  • バトルフィールド 4
  • アサシンクリード4 ブラックフラッグ
  • METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES
  • inFAMOUS Second Son
  • ウォッチドッグス
  • The Last of Us Remastered
  • Destiny
  • 英雄伝説 閃の軌跡2
  • FIFA 15
  • サイコブレイク

ゴールドプライズ(アジアとの合算)

  • 実況パワフルプロ野球2013
  • バトルフィールド 4
  • ワールドサッカー ウイニングイレブン 2014
  • GOD EATER 2
  • グランツーリスモ6
  • FINAL FANTASY X/X-2 HD Remaster
  • METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES

20周年記念ユーザーズチョイス賞

  • グランド・セフト・オートV
  • モンスターハンターポータブル 2nd G
  • METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER
  • FINAL FANTASY X
  • FINAL FANTASY VII

その他キャンペーンなど

  • 久夛良木氏のサプライズ登場
  • 20周年記念として、全世界で限定12,300台のスペシャルモデル「PlayStation4 20周年アニバーサリーエディション」が発売決定
  • 「PlayStation4 20周年アニバーサリーエディション」はシリアルナンバーが書かれており、00001番はメモリアルオークションを実施
  • PS Plus 20年利用権を先着限定123人に12,300円+税にて販売
  • ウインターキャンペーンとして、PSハード購入者に配られるオリジナルカレンダーで応募した人達の中から抽選で123人に「PlayStation4 20周年アニバーサリーエディション」をプレゼント
  • PS Plus 15ヵ月(12+3ヵ月)利用権の購入者から抽選で貰える予定のPS4を「PlayStation4 20周年アニバーサリーエディション」に変更

ざっとこんな感じでしょうか。基本的には、「ユーザーチョイス賞」「ゴールドプライズ」「20周年記念ユーザーズチョイス賞」に的を絞って書いていきます。

ユーザーチョイス賞は、海外ゲームが半数を占める事になりました。そのこともあってか、据え置き機タイトルが目立っています。国内産のタイトルは「METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES」「英雄伝説 閃の軌跡2」「サイコブレイク」、そのうち純粋な国内向けタイトルが「英雄伝説 閃の軌跡2」だけという結果は、結構衝撃的なところではないでしょうか。

海外でPS4が躍進している事や日本との温度差を感じている人もいるようですが、今回のユーザーチョイス賞はそんな温度差が垣間見えたような気にはさせてくれます。海外ゲームが好きな身としては「アサシンクリード4」が入っていた事に納得しながらも、日本オンリーだったら入らなかったであろうとも思ったりはします。SCEJAになったことでユーザーチョイス賞自体がグローバル化した影響ならば、日本メーカーはある程度危機感を感じてはいるかもしれません。

ついでに、「20周年記念ユーザーズチョイス賞」は色んな意味で嗜好の変化が見られないような結果にも感じました。勘違いされると困るのできちんと書くと、決してネガティブな意味合いではなく確かな変化をしているのが最近の象徴とも言える「グランド・セフト・オートV」しかないという事です。初代PSからPSP、PS3まで幅広く選ばれた象徴的タイトル群とみる事もできますが、先日発表された「1万人が選ぶ「プレイステーション」歴代人気ソフト」のアンケート結果を見ましても、売れるモノが偏っている感は否めません。……いやまぁあのアンケート自体、実際どんな内容だったのかがさっぱりわからないわけですが。

ともあれ、私としては海外ゲーム好きなので大いに喜ばしいチョイスではありますが、日本らしいタイトルが極端になかった様にも感じられたPS Awardだったという印象です。SCEJがSCEJAに変化したように、海外の嗜好というのを上手く取り入れてアピールする場にもなってきたのかもしれません。来年から3月にかけてはPS4向けタイトルが出てくる事もありますし、2015年の日本市場がどうなっているのかも見据えつつ、各日本メーカー様方には大いに頑張ってもらいたい限りですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:PlayStation Awards 2014が発表されたけど、ユーザーチョイスに日本メーカータイトルがほっとんどなかったよーってなお話です。

しゃきーんさん:まぁ、色んな要因はあるだろうな。

しょぼーんさん:あるだろうねぇ。ユーザーチョイスもアジアとの合算ってなら、日本だけで話題になってても太刀打ちできないのは見えてきた感じかな。そういった意味では、「グランド・セフト・オートV」は本物だったという事なのでしょう。……来年は、もうちょっと「日本向けタイトル」が選ばれて欲しいものだねぇ。

しゃきーんさん:まずは、日本市場におけるPS4が上手く立ち上がらない事には始まらんだろうけどな。まずは、2015年の春までにどうなるのかを生暖かく見守ろうか。……あとは、海外イベントだけどPlayStation Experienceで何かが出てくるかもしれんし。

連載:気まぐれゲーム雑記 第681回:PlayStation Awards 2014のまとめに関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

しょぼーんさん

しゃきーんさん

コメント (2)

名無しのゲーマーさん

アジア市場って開拓の余地がありそうですしそちらにもアピールしていくメーカーが増えてきそうな気がします。

AZ@管理人

日本も、今後は「アジアの一部」として扱われていく可能性は否定できません。日本だけで市場が回せているならば、さほど問題はないとも思いますが。
ともあれ、日本メーカーにはユーザーチョイスされるような結果を叩き出して欲しいものですね。

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