連載:気まぐれゲーム雑記 第679回:スクエニのクラウドサービス「DIVE IN」が12月3日開始、今後はクラウドによりシフトしていくのか
気まぐれゲーム雑記
第679回:スクエニのクラウドサービス「DIVE IN」が12月3日開始、今後はクラウドによりシフトしていくのか
新規事業は博打でもある
クラウドがどの程度浸透するのか
AZです。年末進行、締め切り、その他諸々に追われる人達が多数出る事で話題の師走になってしまいました。
それはさておき、スクエニが自社のクラウドサービス「DIVE IN」を12月3日から開始すると発表しました。
DIVE IN【12月3日(水)】正式サービス開始決定!
スクウェア・エニックス ストリーミングサービス「DIVE IN」は、12月3日(水)より正式サービスを開始いたします。
まずは
『FINAL FANTASY VII International』
『FINAL FANTASY XIII』
『Season OF Mystery:The Cherry Blossom Murders』
の3タイトルが、さらに12月11日(木)には
『FINAL FANTASY VIII』
『THE LAST REMNANT』
『FINAL FANTASY XIII-2』
の3タイトルの配信も決定。
なお、配信されるすべてのタイトルが、30分間無料でお試しいただくことができます。
[引用元:DIVE IN]
さて、どうなりますかね?
このサービスは、Wi-Fiに接続されたスマホやタブレットでスクエニ社のゲームを遊ぶ事ができるクラウドサービスです。スクエニにどれだけタイトルがあるのかは何ともわかりませんが、少なくともクラウドサービスにある程度の未来を見ている事に間違いはないでしょう。
注目すべきは料金形態です。各タイトルごとに若干の違いはあれど、3日・10日・30日・365日の4つから選ぶ事ができ、割安感を演出しています。いやまぁ、Steamとかその他販売サイトのセール時価格と比べてみてどちらがお買い得かを見てみるのが一番かもやしれませんが、あくまでもスクエニによる自社サービスでありターゲットはスマホやタブレットでゲームをしている層となります。それら以外の層を取り込むならば、今後このクラウドサービス専用タイトルなどが出てくれば情勢も変わる……かもしれません。
このクラウドサービスが盛り上がるのかどうかは、正直見当が付きません。むしろ、どこまでスマホやタブレットでFFシリーズやスクエニの過去作をしたいという人がいるのかが注目されるところではないでしょうか。あとは、スクエニの言うクラウド技術だと激しいアクションなどは厳しい予感もしますので、今後ラインナップがどの程度揃えられるか次第にはなりそうな気がします。
良いサービスがあるというのは、当然良いことと言えます。ですが、結局のところゲーム会社である以上はサービスではなくゲームで人を牽引しなければならないというのは至極当たり前の事です。今更「過去作が遊べる」というアプローチで話題になるとは言いがたいモノがありますし、色んな意味で今後次第のサービスにはなりそうです。はてさて、このクラウドサービスで最初に話題となるタイトルは何になるのかを生暖かく見守っておきたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:スクエニのクラウドサービスがそろそろ始まるらしいよーってなお話です。
:どうなんだろうな? これ。
:さぁ? わたくしが思うに、クラウドに一定の未来があるという読み自体は間違ってないと考えております。だからこそ、とりあえず自社タイトルで引っ張るぞーって感じもするけど、まだその未来像が見えてこないという印象。まぁ、機会があれば触ってみるかもしんない。……ローカライズ事業も含め、あの手この手で攻めてくるよねぇ。
:それが功を奏しているのかどうかはよくわからんが、クラウド事業はノンビリと見守っておきますか……。
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