気まぐれゲーム雑記
第671回：Call of Duty: Advanced Warfareが非常に好調らしい

楽しめるのならばソレで良い

ただただ、しっかりと作り続けて欲しい

AZです。ゲームをこよなく嗜む身としては、次のゲームのために、次の次のゲームのために備え続けながら生きています。

それはさておき、日本でもついに発売となったCall of Duty: Advanced Warfareですが、海外ではその好調なセールスについて公式アナウンスが発表されたようです。

先日、海外メディアの高い評価と好調な販売を受け、ローンチ初週のTwitch配信規模が“Destiny”を超えコンソールゲームのライブ配信記録を塗り変えたと報じられたSledgehammerの「Call of Duty: Advanced Warfare」ですが、新たにActivisionが本作の好調な販売規模を報告するプレスリリースを発行し、“Advanced Warfare”が映画やゲーム、音楽を含む2014年のエンターテインメント分野で世界最大のローンチを記録したとアナウンス。さらにCall of Dutyフランチャイズの累計売上げが遂に100億ドル（約1兆1,800億円）のマイルストーンを突破したと発表しました。

なお、Activisionは“Call of Duty: Advanced Warfare”の販売とゲームプレイの規模が昨年の“Call of Duty: Ghosts”を超え、デジタル販売においてもPlayStation NetworkとXbox Liveの販売記録を更新したと報告しているものの、具体的な販売本数と売上げ額については明らかにしておらず、非常に曖昧な内容の発表となっています。

［引用元：doope!さん］

流石の一言ですかね。

シリーズの累計が100億ドルを突破したというのは、流石というべきでしょうか。とは言いながらも、本作の具体的な販売本数や売上を明確にしなかったというのは、本シリーズが現時点でどういった位置付けにあるのかは見えて来そうな気がしないこともありません。

現時点でCoDのような大作が好調な経緯として、PS4やXbox Oneといった最新ハードの売れ行きが好調な事やPCゲームの復権が叫ばれるほどの勢い、インディゲームの台頭など全体的にゲームという娯楽そのものが求められているタイミングと見てもおかしくはないでしょう。日本とはずいぶん市場情勢が違うと言うのがはっきりとわかりますし、据え置き機の主戦場は海外であるという事もうっすらと見えて来ます。

一方で、海外でも日本と同様にCoDシリーズやアサシンクリードシリーズなど定番の大作が続編ばかり続いている事に危惧する声もあります。とはいっても、どちらも1年に1作以上は出すという方針でやっているわけですし、そりゃまぁそうなるのは必然とも言いましょうか。正直、そこらへんの問題については「やりたいモノをやりたい時にやりたいようにやればいい」というのが私自身の見解であり、売れるからには売れるなりの理由があるとしか言い様がありません。

しかして、注意して欲しいのは「売れているからといって（自分にとって）面白いわけじゃない」という事です。誰にとってもオススメできる万能タイトルというのはそう多いモノでもありませんし、万能タイトルといったところで面白いと思える許容範囲が広いだけの事であり、売上が面白さに直結しないなんて事は当然の話にもなりましょう。また、マンネリ化が続けば先細りする事も間違いなく、そうなる前に新規IPを出さねばならないという事も言えます。

今後も大手は大手らしく大作をどんどん出してくるわけですが、シリーズモノともなればある程度の「面白さ」が求められてしまうというのも言えます。是非、そのプレイヤーの期待を裏切らないような内容に、「毎回」仕上げてきて欲しいモノですね。