連載:気まぐれゲーム雑記 第666回:ソニーがクラウドベースのTVサービス「プレイステーション ヴュー」を米国向けに発表
気まぐれゲーム雑記
第666回:ソニーがクラウドベースのTVサービス「プレイステーション ヴュー」を米国向けに発表
TVとゲーム機を結びつける手段
娯楽の選択は多い方が良い
AZです。ついに今年度初コタツを使用してしまいました……。
それはそれとて、ソニーがクラウドベースのTVサービス「プレイステーション ヴュー」を米国向けに開始すると発表しました。
ソニー・ネットワークエンタテインメントインターナショナルと株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントは、革新的なテレビ視聴体験を実現するクラウドベースの新しいテレビサービス「プレイステーション ヴュー」(以下PS Vue)の概要を発表いたします。
「クラウドベースの新しいテレビサービスPS Vueで、ユーザーの皆様が日々お楽しみいただいているテレビの視聴体験がより充実します。PS Vueを通じ、ユーザーの皆様は視聴したい番組をより多く、そしてストレスなくお楽しみいただけることで、従来のテレビ視聴体験に新しい風を吹き込みます。PS Vueでは、最高のテレビ番組放送、そして豊富な最新コンテンツラインアップを取り揃えており、ユーザーの皆様は人気コンテンツや最先端のコンテンツをお好きな時に常にお楽しみいただけます。「プレイステーション」史上最も成功したローンチを実現した「プレイステーション 4」(PS4™)とともに、ソニーはゲームユーザーの皆様にお楽しみいただける最高のサービスをPS Vueを通じ提供してまいります。」
(株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 代表取締役 社長 兼 グループCEO、ソニー株式会社 グループ役員 ネットワークエンタテインメント担当 アンドリュー・ハウス)
[引用元:ソニー公式サイト]
ある程度は想定されていた動きですかね。
日本においては、すでに据え置き機の主戦場から外れているので置いておくとしまして、北米やヨーロッパではリビングをどのコンソールが支配するのかという戦闘が今なお続いています。つまり、日常的に使うであろうTVと連動させない手はないわけであって、そういった意味ではXbox Oneのやろうとした動きその物は悪い事ではなかったという事も言えちゃったりもします。いやまぁXbox Oneの場合、情報開示時においてゲーム機メインなのにTVを優先して宣伝したりとやり方が明らかにアウトだったのは誰もが分かる話ですが。
現時点で発表されているメリット、デメリットと言えば「直近3日間に放送されたすべてのテレビ番組のコンテンツを遡って視聴することができる“キャッチアップテレビ”」と「録画後28日間しか保存できない」の2つでしょう。あくまでも、テレビ向けのサービスでありレコーダーの役割を完全には果たしてくれないというあたりで、どの程度の人が反応するかという事にもなりそうです。
日本でこのサービスがあるのかと言えば、TV局との厄介事をクリアにできるとは思いがたいとも予測できます。ともなれば、基本的には海外向けのサービスだと割り切っておく方がいいかもしれません。
今回のサービスは、PS4やPS3をどうやってリビングにおいて貰うか、という施策の一つである事がうっすらと見え隠れしないこともありません。日本だとこのようなサービスは難しいでしょうが、今後日本市場ではどのようなサービスが出てくるのかを楽しみにしておきたいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:「プレイステーション ヴュー」っていうテレビサービスをソニーがはじめるぞーってなお話です。ただし、北米限定。
:まぁ、日本と海外じゃTVのスタイルが違うからな。
:そだねぇ。ソニーが先陣を切った感じもあるから、他がどう続くのかってのは見どころかもしんないね。……このサービス自体、日本じゃ期待できませんけどネー。
:それでも、ソニーがリビングの覇権を明確に狙いにいっているのが分かる話題だ、というオチで……。
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キャッチアップテレビとか凄い面白そうですし、日本でもやってくれないかな~
でも、無理だろうなぁ・・・
まあ、日本はnasneがあるからいいのかな?
しかし、このジャンルに先陣を切って飛び込んだのがソニーってのは驚きましたね。netflixとかが一番最初かなと思っていたので。
アメリカのケーブルテレビ会社も今後大変でしょうね。