連載:気まぐれゲーム雑記 第662回:解像度よりもフレームレートの方がはるかに重大らしい
気まぐれゲーム雑記
第662回:解像度よりもフレームレートの方がはるかに重大らしい
やれる範囲内でやるしかない
最適化に時間がかかるのは仕方がない事です
AZです。ベルリンの壁が崩壊してから25周年だそうですが、自分が老いたという事を切に感じてしまう案件なのだと感じてしまいました。
それはそれとて、インディーゲーム開発者であるMike Bithell氏がフレームレートの重要性について言及しています。
Mike Bithell
フレームが落ちる場合、60fpsでプレーしている場合は恐らく40fps程度に落ちたりするが、目が60に慣れているせいで幻想が失われてしまう。仮に30fpsで安定していれば、フレームが落ちる60fpsよりも滑らかに見えるんだ。PCですらフレームレートを固定しているゲームが多いのはそれが理由だよ。前述したピークに達することよりも、一貫性とフレームレートを重要視しているために制限しているということだ。
~中略~
fpsというのは非常に厄介な存在だ。事実上2倍のピクセルを描画することになるわけで、720p/1080pよりもはるかに重大なんだ。大切なのは、同時にそれを維持しなければならないという点だ。例えば、フランスのオープンワールドを舞台にした歴史ゲームを30fpsで作っている場合、それを60fpsにするなんてまず無理なんだ。それに合わせて最適化しなければならないからね。
720pから1080pに上げるのと比較すると、30fpsでデザインされたゲームを60fpsへ上げることは極めて難しいという。
Mike Bithell
時間的余裕と、とにかく本当に頭の良いグラフィック・プログラマーがいれば可能だ。しかし、60fpsというのは2倍の量のピクセルを描画しなければならない。それに、多くのエンジンのアニメーションはフレームレートにロックされているといった、あまり考慮されない他の事情も存在するんだ。
[引用元:Choke Pointさん]
わかりやすい例えを使っているあたりに好感が持てますねぇ。
最近だと、フレームレートや解像度についてはアサシンクリードユニティが900p/30fpsなのか、1080p/60fpsなのかでずいぶんと話題をかっ攫いました。結局どちらになったのかははっきりしていませんが、流石に60fpsになるという事はなさそうな雰囲気にも感じられます。
PS4やXbox Oneでハードのスペックが上がったのは言うまでもありませんが、大手メーカーは各社開発ソフトでの最適化を目指している最中である事が窺えます。そんな最中ですので、30fpsか60fpsかはケースバイケースとしか言い様がなく、最新ハードだからといってすぐさま高解像度や60fpsなどに対応したタイトルが出てくるとは限りません。そればかりは、各メーカーの開発が最適化されるのを待つしかないでしょう。
それは、日本の各メーカーにとっても同じ事が言えます。日本の場合、そこにPS3などの縦マルチも存在していますし、環境が環境なだけに最新ハードオンリーの方向に舵を切れる大手メーカーはまだ多くもありません。どのタイミングで縦マルチが終了していくかはわかりませんが、日本市場を見ているとまだまだ時間がかかりそうな雰囲気は漂います。
fpsや解像度の問題は、ハードや開発力といった様々なところに影響を及ぼします。日本の各メーカーにおかれましては、今後ともより一層頑張って研究し、誰もが納得いくような代物を作り上げていって欲しい限りですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:インディーゲーム開発者さんが、解像度よりもfpsの方がはるかに重要だよーって申しておるようです。
:アサシンクリードユニティの話なんだろうな。
:「フランスのオープンワールドを舞台にした歴史ゲーム」っていったら、それしか該当しないだろうからねぇ。でも、前も思ったけど、無理なモノは無理なわけだし最初からどの程度まで可能かってのを明確にしておくべき案件かなーと。……60fpsにすべきかどうかはゲーム内容次第だろうしねぇ。
:あまりそういうのに拘りすぎても埒が明かなくなるし、とりあえずはほどほどで良しとするのが無難なんだろうなぁ……。
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マルチ重視のFPSでない限り、フレームレートは30でも構わないけれど、安定はさせてほしいですね。
PS4でアサクリ4をやって、フレームが落ちないことに感動したので。