連載:気まぐれゲーム雑記 第646回:世界の全アプリの売上はフリーミアムが92%を占めるそうです
気まぐれゲーム雑記
第646回:世界の全アプリの売上はフリーミアムが92%を占めるそうです
F2Pの勢いが数字でわかるわけです。
据え置き機も模索する時代
AZです。もうすぐ鍋の季節がやってきますが、独りでやる鍋も良いモノだと世の中の人に教えてあげたいです。
それはさておき、ちょっと前の話題ですがスマホ関連の話で世界の全アプリの売上の92%はF2Pだという報告がでております。
世界の全アプリのビジネスモデルを調べてみると、「フリーミアム」のビジネスモデルが83%、「有料アプリ」が8%、「ペイドミアム」が9%という状況。
そして、これを売上比率で見てみると「フリーミアム」が92%、「有料アプリ」が4%、「ペイドミアム」が4%という結果になる。つまり、アプリのビジネスモデルとして「フリーミアム」が圧倒的に成功している。
[引用元:アプリマーケティング研究所]
流石、新しいビジネスモデルと言われるだけのことはありますねぇ……。
ちょっとわかりにくい言葉かもしれないので簡単にいうと、フリーミアムはF2Pの事、有料アプリは買い切り、ペイドミアムは買い切りほど高くなく課金アイテムも盛り込んでいるアプリの事を言います。要するに、F2Pが猛威をふるっているというのがはっきりとわかる数字として出てきたという事になります。
スマホでF2Pが猛威をふるっているのは誰の目にも明らかですが、一方で据え置き機や携帯ゲーム機もF2Pタイトルは緩やかながらに出てきています。とりわけ、何かがもの凄く盛りあがっているという話題はでてきていませんが、PSO2のようなスマホでは難しいようなモノやスマホで人気なチェインクロニクルのようなタイトルが出ているのを見ると、しっかりとF2Pを根付かせようという思惑が見え隠れしないこともありません。
スマホに絞って言えば、スマホからVitaへの流れは今後も増えていく事が予想されます。F2P自体が据え置き機や携帯ゲーム機ではメジャーなモノとも言いがたいわけですが、バンナムを中心にF2Pへの動きを本格化させる企業もありますし、あとはタイトル次第という雰囲気がなきにしもあらず……でしょうか?
任天堂でさえF2Pのタイトルを出すような時代ですが、今後据え置き機や携帯ゲーム機でのF2Pの扱いがどうなるのかは見物でもあります。各メーカーがどのように対応していくのかを生暖かく見守りたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:ちょっと前だけど、世界の全アプリの売り上げは92%がF2Pだよーってな内容の記事があったので、そういう時代なのですねぇと思うわけです。
:作り手側からすりゃ、色々と回収しやすいのだろうなぁ。
:そゆことだねぇ。まぁ、そういう影響は据え置き機や携帯ゲーム機も逃れる事はできないし、今後はF2Pでも何がヒットするのかという方向へシフトするのではないかなーと。……F2Pでも面白けりゃ言う事ないんだけどネー。
:ま、ゲーム体験に絞って言えば実感し辛いモノが多いからな。でも、PSO2とか結構骨太なモノもあるから、今後も色んなタイトルが出て欲しいもんだわ。
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