連載:気まぐれゲーム雑記 第643回:サイコブレイクのゴアDLCでもZ指定を超える表現のモノは規制対象な件
気まぐれゲーム雑記
第643回:サイコブレイクのゴアDLCでもZ指定を超える表現のモノは規制対象な件
つまり海外版が一番理想であるという事です。
ゴアDLCとはなんだったのか?
AZです。ふなっしーの弟が出てきたそうですが、ゆるキャラはなんだかんだと色物が勝ち残る方程式でもあるのでしょうか?
それはさておき、来週発売となる「サイコブレイク」ですが、予約特典のゴアDLCを入れても表現規制があるという話題が出て来ました。
ベセスダ・ソフトワークス/ゼニマックス・アジアは、10月23日に発売するPS4/PS3/Xbox One/Xbox 360用ソフト『サイコブレイク』について、予約特典DLC“ゴアモード”適用後と海外版『The Evil Within』の差異を公開した。
グロテスク表現について、『サイコブレイク』ゴアモード適用後はCERO Z相当の表現に変更されるが、人間に対してのダメージ表現は『The Evil Within』から抑えられたものに留まる。具体的には、人間の死体における欠損表現など。
欠損箇所がある死体の表現
- 『The Evil Within』:死体が表示される
- 『サイコブレイク』ゴアモード適用時:死体が表示されない
プレイヤーキャラクターの死亡表現(爆発)
- 『The Evil Within』:欠損が発生する
- 『サイコブレイク』ゴアモード適用時:欠損が発生しない
[引用元:電撃オンライン]
人体への欠損表現はお馴染みですかねぇ。
人体の欠損表現がアウトなのはいつものことですが、サイコブレイクのゴアDLCでも同じような結果となりました。少しは期待していたところでもありますが、やはり根本的な問題として変化はしていなかったようです。
基本的に、CEROのレーティングはゲームをしない人達への理解や牽制の意図が強いです。とはいったところで、Z指定でさえも規制が入るとなると、流石にそれはどうなのか? という疑念が生じるのは仕方なしでもありましょうか。そもそも、比較画像がWEB上に上がっているあたりで何とも言えない気分にはなりますが……。
もちろん、規制が入ったからといってもの凄く大きな違いが出るという事もないでしょう。本当に、差異という言葉で片付けられる程度かもしれません。ですが、それでも規制は規制です。ゴアDLCに期待していたのは、表現が海外のモノと同じという事であり、規制が入ってしまっては価値が違ってくると言う他なくなってしまうような気がしてなりません。
表現の問題はすこぶる難しいです。今回のようなモノの善し悪しであったり、カグラのようなアダルト的意味合いでの善し悪しであったり。個人のさじ加減や基準が出てきてしまうのは仕方なしとも言えます。ですが、ゴアDLCは「それだけの価値がある」という事で出てきた代物なのですから、そこにささやかなれど規制が入ってしまうというのは残念の一言に尽きるのです。こればかりはメーカーだけの問題ではありませんし、今後の表現問題に上手く活かせるような教訓になって欲しい限りですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:サイコブレイクのゴアDLCを適用しても規制が入るヨーってなお話です。
:まぁ、なんつーか。難しい話だわなぁ。
:とりあえず、ゴアDLCと言いながらも完全に海外と一緒になるわけじゃないのは痛い話かなぁ。最悪、PCで出して逃れるくらいなら理解はできたけど、PC版の登場もなさそうだし世知辛いって一言に尽きるかと。……まぁ、そもそもZ指定にしたら売れにくいと言われている昨今なので、そこまで気にする人はいないかもしれんけどネー。
:こういうCERO絡みの表現問題って毎度の事だけど面倒だよなぁ……。
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アニメのテラフォーマーズの規制見てからだとどれも真っ当に見える