気まぐれゲーム雑記
第634回：ドラクエもマルチ化の時代が来るかもしれない？

今の時代、マルチ化を考えない方が難しいと思うのです。

基本的には稼がないと始まらない

AZです。人類から忌み嫌われる黒光りのボディな生命体こと“ゴキブリ”を数年ぶりに見かけてしまい、動悸が恐ろしく早くなるのを感じてしまいました。

それはさておき、ドラクエ10のプロデューサーである齊藤陽介氏がドラクエ10をPS4で出したいという発言をしたのが公式にも出ており、ほのかに話題を呼んでいるようです。

Q.　PS4でドラゴンクエストヒーローズが発売になりますが、ドラゴンクエスト10もPS4で発売される予定はありますか？

A.　「出したいなぁ～」と　よーすぴが言っておりました。

※　あくまでも個人的な感想であり、PS4版の発売をお約束するものではございません。

［引用元：目覚めし冒険者の広場］

いやまぁ、そうでしょうね。

ハード元ではないサードパーティなら、許す限り「どのハードでも出したい」というのが単純明快な答えでしょう。もちろん、資金的な都合やら企業的な都合、マーケティングの問題などを踏まえれば全ハードを網羅する方が難しくもなるわけですが、「出せるなら出したい」というのはお金儲けをしている以上そう間違いでもありません。

ドラクエシリーズは常に「その時一番普及しているハード」なるモノから登場するというのが通例でしたが、今回の発言はドラクエであろうとそんな事も言ってられないという現実がちょっとだけ垣間見えます。そもそも、かつてのナンバリングはスマートデバイスで登場したり、ドラクエ10はWiiやWii U、3DS、PC、一部の限定されたスマートデバイスでも出ています。そこらへんを考えれば、ドラクエであろうともマルチ化を考慮する時代になったと考えた方が無難にも思えるわけです。

もちろん上記に書かれている通り、PS4向けが決定というわけではありませんが、正統なナンバリングとなるドラクエ11の進行具合では、話題を牽引するためにPS4版ドラクエ10が出てくるという可能性もあります。それだけ話題を引っ張れるタイトルですし、良くも悪くも「日本向け」である事に違いはないでしょう。

据え置き機の勢いが芳しくない昨今ではありますが、大手から中小まで様々なメーカーは色んな思惑で動いている様に感じられます。その結果が今後どのように表面化してくるのか、日本のゲーム市場を生暖かく見守っておきたいモノですね。