連載:一週間(2014年9月14日~9月20日)を振り返るコラム的な何か 第111回:マイクロソフトが「マインクラフト」の“Mojang”を買収して話題になった一週間
一週間を振り返るコラム的な何か
第111回:マイクロソフトが「マインクラフト」の“Mojang”を買収して話題になった一週間
高くてもモノは売れるのが日本なのです。
色んな話題が次から次へとやってきます
AZです。台風の話題がでてくるたびに、直撃しようがしまいが停電しないかとドキドキしてしまいます。
さて、2014年9月14日~9月20日までの間に一番見られた記事は、「マイクロソフト、「マインクラフト」の“Mojang”を25億ドルで買収した事を発表」でした。興味津々な人が多かった、ということですかね? 他には、「「みんなでまもって騎士 姫のトキメキらぷそでぃ」が真面目に面白かったので大真面目にレビュー」なんかも見られていたようなので、そこらへんについて振り返っておこうかと思います。
インディーゲームの成功とは?
マイクロソフトがMojangを25億ドルで買収しました。「マインクラフト」がどうなるのかが見守られましたが、当面はマルチ対応していくという結果に収まっています。
この一件は、開発者であるNotchことMarkus Persson氏が、マインクラフトが巨大化しすぎた事に重荷を感じてしまいマイクロソフトへと売却したというのが一番の理由になっています。インディーゲームで成功した人は、必ずしも良い未来があるわけではないという話題をちらほらと見かけた事はありますが、マインクラフトもその類だったという事でしょう。
今後、Mojangはマインクラフトを引っさげてマイクロソフトのファーストスタジオとして名を連ねる事になります。今後もマルチ対応していく事を明言しているのでスマートデバイスやPS3、PS4でも出続けるわけですが、元々完成されているゲームですのでさほど心配もないようには思えます。ついでに、マイクロソフト名義になるのかMojang名義なのかはちょっと気になったりもするところです。
色々な意見が出たであろう今回の買収ですが、インディーゲームの成功とや如何に? と考えさせられる内容でした。ビジネス的なモノを求めるのか、アート的なモノを求めるのか、はたまた違う何かなのか。その答えは開発者自身が持っているモノでしょう。今後も、インディーゲームがしっかりと盛りあがりつつ、そうじゃないゲームもちゃんと存在感を出し続けて欲しいモノですね。
「みんなでまもって騎士 姫のトキメキらぷそでぃ」は8ビットでできる事とできなかった事の融合
何となくノリと勢いで買った「みんなでまもって騎士 姫のトキメキらぷそでぃ」ですが、思った以上に面白かったので真面目にレビューしてみました。なんというか、名前で勘違いされる類かもしれませんが、そこも含めて狙っている内容ですので仕方なしとも言えます。
前作は4年前に360のインディーゲームとして出た経緯を考えれば、本作はインディーゲームとカテゴライズしてしまっても問題はないと思いますが、単純明快ながらも凄く丁寧な8ビットゲームです。ファミコン世代な人達には是非やってもらいたいと言わずにはおれません。
インディーゲームは、尖ったアイディアと懐かしさをブレンドしたようなモノが多いです。まぁ、根本的にドット絵の方が3Dで作るより手間が掛からないなどの理由はあるのかもしれませんが、そういった部分に懐古するのはインディーゲームが話題になっている今だからこそとも言える事でしょう。
現時点だと、日本でのインディーゲームの認知度はまだまだ低いモノがあります。ですが、来年あたりまでにどの程度話題になるのかが注目されるところでしょうか。色んなゲームが出てくる昨今ではありますが、「自分で面白いモノを探す」という昔ながらのスタイルで遊ぶのも楽しいモノですし、インディーゲームに興味がある人は是非やってみて欲しいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:今週は、マイクロソフトが「マインクラフト」の“Mojang”を買収したよーってな話題が一番ホットでした。
:まぁ、大型案件だっただろうからなぁ。
:ちゃんと理由があっての買収劇だから、そこについてとやかくいうつもりもないかな。むしろ、何をもってして成功とするかは、その人の求めたモノで大きな違いがあるって痛感しました。まぁ、だからといってどうこうするわけもなく、今まで通りインディーゲームも遊び続けるけどね。……日本でも着実に根付いて欲しいなぁ……。
:日本だとどうなりますかねぇ……?
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