連載:気まぐれゲーム雑記 第597回:米国調査会社、PCゲームの世界的市場における92%はデジタル流通と発表

気まぐれゲーム雑記
第597回:米国調査会社、PCゲームの世界的市場における92%はデジタル流通と発表

当然の流れでもあります。

パッケージとデジタルの住み分けは今後どうなるのか

AZです。小林幸子氏のコミケCDが人気過ぎてヤフオクにて高騰しているという案件をみて、コミケにも色々と闇が住んでいると思ってしまいました。

それはさておき、アメリカの調査会社DFC IntelligenceがPCゲーム市場の売り上げの92%がデジタル販売である事を公開しています。

PCゲーム市場の売上げがコンソールの市場規模を超えたとの調査結果を報告した米調査会社DFC Intelligenceが、新たに2013年におけるPCゲームの販売プラットフォームに関する調査結果を報告し、世界的な市場全体の実に92%がデジタル販売によるものだと明らかにしました。

[引用元:doope!さん]

これもまた、時代の流れですね。

日本じゃ市場その物が形成されていない様にも思えてしまうPC市場ですが、そういった意味でそもそもパッケージの存在感が希薄でした。それが今では、デジタル版が当たり前になった市場にもなり、Steamやその他販売サイトなど多くが存在して話題を集めています。

家庭用ゲーム機でもダウンロード版の普及がジワジワと始まっていますが、PCゲームに比べたら圧倒的にその普及率は遅くなっています。PCゲームは、Steamやその他安売りサイト等々で初めて買うまでのハードルがジワッと高いモノの、そこさえクリアしてしまえば大変楽です。特にSteamはかなり安全にインストールまでやってくれますし、非常に使い勝手が良い。ただし、Uplayは許しません。

今後、デジタル版への普及はより一層加速していくことになります。それは、パッケージの物流コスト的な意味合いもありますし、メーカーへの利益が大きいとも言われています。また、中古対策や次回作への繋ぎとしてセールも実施しやすくなるというメリットが大きいというのが一番の理由にもなりましょうか。

だからといってパッケージがなくなるわけもありません。やはり、家庭用機に重点が置かれている日本において、パッケージの流通は店頭でアピールをするという重要なポイントになりますし、そもそもDL版を買えないような人達も存在しているのです。とはいえど、やはりデジタル版への移行や普及は今後のメーカーにとっても課題の一つと言える様な気がしてなりません。

日本において、最近は家庭用ゲーム機市場がちょっと大人しい印象もありますが、ビジネス全体としてF2Pやデジタル版、新ハードへの移行など多くの要素が絡んできています。デジタル化の普及も含め、今後どうなっていくのかを楽しみにしておきたいですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:PCゲーム市場の売り上げの92%はデジタル版だそうだよーってなお話です。

しゃきーんさん:そもそも日本じゃパッケージの存在感が余りにもアレだしなぁ。

しょぼーんさん:それに、謎のローカライズプライスで高くなる仕様付きだったからねぇ。でも、やっぱりデジタル主流になって良かったとは思うよ。好きな時にDLして楽しむ事が出来るからね。あとは安いし。……とはいっても、パッケージはパッケージで魅力的なんすけどネー。

しゃきーんさん:ま、パッケージはなくならないだろうが、デジタルもパッケージも双方共に注目されていって欲しいもんだな。

連載:気まぐれゲーム雑記 第597回:米国調査会社、PCゲームの世界的市場における92%はデジタル流通と発表に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

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しゃきーんさん

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