連載:気まぐれゲーム雑記 第596回:吉田修平氏「今はPS4をアピールするとき」
気まぐれゲーム雑記
第596回:吉田修平氏「今はPS4をアピールするとき」
どの程度アピールできるでしょう?
目に見えるタイトルが必要なわけで
AZです。一年を通じて、コミケが終わると徐々に涼しくなっていくという認識で生きています。
それはさておき、SCEの吉田修平氏が4GamerのインタビューでPS4の重要性をアピールしています。
4Gamer:
8月12日に行われたSony Computer Entertainment Europeのカンファレンスで発表されたタイトルは,基本的にはPS4向けでしたが,東京ゲームショウに合わせて発表する日本向けのタイトルは,PS Vitaが中心でしょうか。
吉田氏:
日本はPS Vita市場に活気がありますが,今はPS4をアピールするときだと考えています。
4Gamer:
PS4は全世界で1000万台売れたということですが,その大半が欧米で,日本の占める割合は少ないようです。今の日本でPS4を売るために必用な要素はなんでしょうか。
吉田氏:
やはりタイトルですね。日本のユーザーが求めるタイトルを増やしていくことにつきます。
4Gamer:
日本ではどんなゲームが喜ばれると考えていますか。
吉田氏:
個人的にはもっと海外のゲームを遊んでくれてもいいのにな,とは思っていますが,現実としてみなさんは日本のデベロッパが作るゲームを待っていると思いますので,その期待にこたえられるようにします。
[引用元:4Gamer.net]
流石によく把握しておりますね。
私としてももっと海外ゲームが遊ばれても良い様な気はしておりますが、日本市場というのはあくまでも日本独自でありここ最近では携帯ゲーム機がメインな市場となっています。そういったところは文化の壁でもあり、仕方がないという話にもなりましょうか。
とはいっても、日本では残念な勢いになっている据え置き市場ですが、世界市場はPS4の勢いもありしっかりと据え置き機市場そのものが拡大しているのが現状です。日本の大手メーカー達は、そのような世界的な据え置き市場を見守りながらどのように舵を取るのかが一番の注目どころになります。そういった意味で、スマートデバイスはスマートデバイス、据え置き機は据え置き機ときっちりわけてくる事が予想されるわけですが、そのウェイトは各社それぞれに思惑は違うモノになっていく事でしょう。
以前も書いた通り、TGSで発表されるラインナップ次第で日本における今年の年末商戦から来年にかけた最新ハード向けの動向が、ある程度見えてくるという可能性は非常に高いです。吉田氏の言うとおり、日本市場の多くの人が求めているのは「日本のデベロッパが作るゲーム」であり、それ以上もそれ以下もありません。据え置き機の動きが鈍くなって久しいですが、やはり据え置き機も盛りあがっていて欲しいと願わずにはいられません。
日本の据え置き機市場がイマイチな動きを見せる中、PS4はどれくらい存在感を出していけるでしょうか? TGS以降、目に見える形で各プレイヤーにとって喜ばしいタイトルが多数出てきてくれる事を願いたいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:SCEの吉田修平氏は、日本でも今はPS4をアピールすべきって思っているそうだヨーってなお話です。
:まぁ、ある程度安定して売れるようになるにはそうするしかねーわな。
:むしろ、世界的に据え置き機市場が伸びている現状においては、そうしないといけないというところもあるのかなと。ゲームと言えば据え置き機と思っている人もそれ相応にいるだろうし。……PCという選択肢も増えて良いとは思っておりますけどネー。
:最近余りゲームをしない人と話す機会があったわけだが、根本的にPCでゲームをするという発想自体がないそうだ。……色々と認識その物が違うのだろうよ。
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