連載:気まぐれゲーム雑記 第580回:マイクロソフトのXbox事業をどうする気なのかを長い目で見ると、結局どこに注力するのかという話になる

気まぐれゲーム雑記
第580回:マイクロソフトのXbox事業をどうする気なのかを長い目で見ると、結局どこに注力するのかという話になる

選択と集中は経営の基本です

一つ言えるのは、とことん頑張って欲しいという事

AZです。ウナギが大変なようですが、ウナギのタレだけでご飯がいけるタイプだったりします。

それはそれとて、東洋経済ONLINEがマイクロソフトのXbox事業が大幅な赤字の可能性を示しており、遠くないうちに企業として決断せざるを得なくなると伝えています。

マイクロソフトはXbox事業単体の収支を発表していないが、実のところ年間1000億円単位の赤字を計上している、と推測できるためだ。Xbox事業は、「Xbox360」の売り上げが低下して以降、収益性が悪化。バルマーCEOの時代には、Xbox事業とスマホ事業を合算していた。マイクロソフトの場合、特許収入をスマホメーカー各社から得ており、その利益が合計2000億円近くある。ところが前期の決算では収支が均衡しており、Xbox事業に大幅な赤字があるとしか思えないのである。

[引用元:東洋経済ONLINE

なんかこう、大変ですねぇ。

娯楽産業は浮き沈みが激しいというのは、Wiiの大ヒットからWii Uの苦戦を見守っていれば分かる話です。それに、手堅いOS事業やSurfaceといったOSを活かしやすい土壌での勝負をした方が良いというのは目に見えた話でもありましょうか。

赤字部門を切るのは企業としての集中と選択であって、どこに注力するのか。また、何を切り捨てるのかという事であると言えます。マイクロソフトの場合、iOSやGoogle Chrome OSといったモノが出てくる中で、確かな存在感を出さないといけません。当然、Windowsが圧倒的シェアを誇っているのは言うまでもありませんし、Windows9でモバイルOSとデスクトップOSを統一するなどの対応もしている様には窺えますが、モバイル事業やタブレット事業が確実に功を奏しているかと言えばそう映らないのが現状とも言えましょう。

Xbox事業がどうなるのか、というのはマイクロソフトとしての今後の展望次第でもあります。PCと融和性が高い事業であるにも間違いはありませんし、浮き沈みが激しいゲーム産業ですからある程度のラインは仕方がないというのもあります。とはいえ、マイクロソフトがOS事業やハード事業に注力するような舵を切れば、当然ながら切られる可能性はいつでもでてくるわけです。とはいっても、それをやった際の「企業的信用」というものがどうなるかは計り知れぬモノがあるとも言えますが。

常々話題になるXbox事業ですが、映像部門を切るなど大ナタを振るっているのは間違いありません。Xbox Oneも日本に登場することですし、良いゲームがたくさん出る事を期待しておきたいモノですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:マイクロソフトがXbox事業を切っちゃうかもよ? みたいな記事があったという話題で御座います。

しゃきーんさん:なんつーか、良く出る感じの話題ではあるな。

しょぼーんさん:企業として、どれくらい必要とされている事業なのかという話にもなるんだけどね。んでも、今のところは切らないんじゃない? 企業としての信用とかそこらへんの問題がすんごく足を引っ張りそうだし。色々、今はテコ入れ段階だからノンビリと見てていいんじゃなかろうかと。……まぁ、無理がない程度に頑張ってほしいもんだねぇ。

しゃきーんさん:根本的に、興味があるゲームが出れば買うだろうし、そうじゃなけりゃ買わないだけだからなぁ……。

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しょぼーんさん

しゃきーんさん

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