連載:一週間(2014年7月20日~7月26日)を振り返るコラム的な何か 第103回:俺屍2のファーストインプレッションが一番読まれた一週間

一週間を振り返るコラム的な何か
第103回:俺屍2のファーストインプレッションが一番読まれた一週間

面白い部分とそうじゃない部分が露骨にわかれる類?

ドラえもんといったら大山のぶ代女史だと答える世代です

AZです。3Dドラえもんが、かつてのドラえもんのストーリーを焼き増しした何かだと知った時、ストーリーを作る事の難しさを感じました。

さて、2014年7月20日~7月26日までの間に一番見られた記事は、「「俺の屍を越えてゆけ2」3日間そこそこにプレイしたファーストインプレッション:何はともあれ、自分の一族史というよりは「夜鳥子」様の物語」でした。ぼちぼちクリアできそうなので、レビュー前にちらほらと思った事でも書いておきます。他には、「カプコンがPS4向けのタイトル不足ってそりゃ日本じゃどこもそうじゃなかろうか?」も読まれていました。ということで、それら2点について振り返っておきます。

「俺屍2」は結構考えさせられる一作である

すでに、ファーストインプレッションで思った事をあれやこれやと書いたわけですが、その後も淡々とプレイし続けてクリア目前くらいまでは迫ったと思っております。そこでちょいと足踏みしているわけですが、もう少しでどうにかできる予感はしておりますので、近いうちにレビューそのものは書けるでしょう。

で、思う事は、何やらストーリー面で「俺屍2」が荒れているという点です。いやまぁ、わからんでもない。すんごくわからんでもない。前作もプレイし、今作もプレイした身としては、共感してしまう部分も否定はできない。でも、このゲームって「前作の焼き増しではない」というのが一番に思った事だったりもするわけで。やっぱり、ゲームとは最後までやってみなけりゃ分からないモノです。それまでに飽きちゃったらどうにもなりませんけど。

レビューでも書くつもりですが、このゲームを評価する場合、色々と前提条件は発生します。前作をプレイしたか否か。ストーリー面を許容するか否か。システムを許容するか否か。色んな要素が絡み合っていて、あっちは評価できるけどこっちは評価できない、という面が人によって露骨に違う類です。まぁ、私としてはストーリー面もそこそこに評価はしていますが、その心理に行き着くまでは地味に苦労しました。

本作は、「製作の思惑と前作プレイヤーの思惑」が一致し辛かったのは確かでしょう。恐らく、このゲームほど「何を求めたのか」で評価内容が異なる類も珍しいと言える一作です。自分でもどういったレビューに仕上げるのかはほっとんど考えていませんが、なるべく自分の意見を書きつつ分かってもらえる様なモノに仕上げてみたい限りです。

カプコンに限らず、国内メーカーに対して思うところなんぞ色々あるのではなかろうかと

元々は、カプコンがPS4へのタイトル不足とか、新規IPが作れていないとか、看板タイトルらしき「バイオハザード」の新作が出せていないとか、今の看板タイトルであるモンハン頼みは終わりなどなど、世界で戦えるはずのカプコンが上手くやれていない事に対する産経新聞の記者の情熱をツンデレ仕様で仕上げた記事内容を紹介したのですが、私としては「そりゃ、カプコンに限った話でもないでしょう?」と言わざるを得なかったわけで。

とはいえ、主題となったソフト不足というのは、PS4への移行が進めばそれなりに出てくる事は予想できます。その時に、どれだけのアピールができるかという話にもなるわけで、今はどのメーカーも色々と下準備の段階だということでしょう。TGSあたりまでに、その一端が見られるのかどうかで国内における家庭用ゲーム大好きっ子達の動向は変わりそうな気が……しないこともありません。「自分でゲームを探す人」と「ひたすら受け身で待つ人」の差は出そうですけど。

国内市場動向は、毎年のように緩やかな右肩下がりで決して良いモノとは言えません。かたや、海外市場はPCゲーム市場、スマートデバイス市場も含め、拡大の方向へと進んでいます。ここらへんの差は非常に大きく、国内の大手メーカーが今後どういった舵取りをしていくのかが注目されていくでしょう。

カプコンに限った事ではなく、今後どのメーカーもPS4やXbox Oneといった最新ハードをどう扱うのか。PC市場は? スマートデバイスは? あらゆる局面でどのような強みを出していくのかが問われる事になります。各メーカーがどういった選択をしていくのかを、生暖かく見守っておきたいモノですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:今週は、俺屍2のファーストインプレッションが一番読まれた一週間だったよーってなお話です。

しゃきーんさん:まぁ話題だしなぁ。

しょぼーんさん:なんというか、今荒れているのはしっかりゲームやったんだか何だかわからんって思いもあるけど、前作をプレイしててそれなりに思うところがあれば言わんとしたい気持ちも分かるっつー話ではあるんだよね。決して、適当にお茶を濁したいとかそういうわけじゃなくてさ。……ま、しっかりと最後までプレイしてレビュー書いてやんよ!

しゃきーんさん:まぁ良い面と悪い面が存在してるのは間違いないからなぁ……。何を持って良しとするのかは、ほんと難しい話だわ。

連載:一週間(2014年7月20日~7月26日)を振り返るコラム的な何か 第103回:俺屍2のファーストインプレッションが一番読まれた一週間に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

しょぼーんさん

しゃきーんさん

コメント (2)

名無しのゲーマーさん

PCやスマホもコンソールと同じくゲームが多数出てきているんですけど、何故か同一のものとみなすことが出来ないんですよね。
PCはともかく、スマホは特に。
国内メーカーがスマホでどれだけゲームを出しても、コンソールでゲームを出せと言われるのはこの辺りの差異が原因な気がします。

AZ@管理人

そこらへんも結構理解しうるところですね。
とはいっても、何や言われてもコンソールだけじゃ厳しいというのがメーカーの懐事情でしょうし、なかなか厄介な問題なのかもしれません。
そのうち、そういった話題を整理整頓して書いてみようと思います。(`・ω・´)

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