連載:気まぐれゲーム雑記 第509回:ハードが売れるも売れないもソフト次第なんて事は知っていた
気まぐれゲーム雑記
第509回:ハードが売れるも売れないもソフト次第なんて事は知っていた
そりゃまぁ、ソフトがなけりゃハードも買わないでしょう。
ゲームを誰に売ろうというのか
AZです。ソニーの赤字は、出し切っちゃおう感がなきにしもあらずですが早い段階での改善が必須な情勢に変わりはなさそうです。
ところで、All AboutにてPS4の国内不調をPS3の時やWii Uと比較して考察する記事が公開されております。
PS4が発売されて約2か月、9週分の販売台数を見ると、約53万台。この数字が大きいのか、少ないのかということなんですが、率直に言ってかなり少ないと思われます。発売日に関しては他のハードと遜色ない順調な立ち上がりですが、その後の初期需要はさほど大きくなく、苦戦している、というのが現状です。
ライバルである任天堂が販売してるWii Uも苦戦が大きく取り沙汰されていましたが、Wii Uの発売から9週を見てみると、約77万台で、PS4の同時期を大きく上回っています。それでも現状からも分かる通りWii Uは苦戦しているわけで、PS4はそれよりもさらに苦戦している、と言うことができます。
[引用元:All Aboutさん]
まぁ、言わんとしたい事はわからんでもないですが……。
そもそも任天堂とソニーのハードの売り方そのものが違うとしか言い様がないわけで、任天堂の場合自社ソフトで初期に引っ張る売り方であり、ソニーの場合はジワジワと普及させていくパターンになっています。そこを踏まえれば、Wii Uが1年経って苦戦していると言われるのは仕方なしでもあり、日本でPS4が不調かと言われれば元より国内向けタイトルが少ない現状なので、まだ始まっていないという認識になるのも仕方なしと言えましょうか。短期的にみてもあまり実りがない事のようにも思える案件です。
ついでに気になったのは、
Wii Uは「マリオカート8」や「大乱闘スマッシュブラザーズforWii U」などの任天堂大型タイトルの投下、秋にはマイクロソフトからXbox Oneが日本でも発売、2014年末には据え置きハードのシェア争いも本格化していきます。
[引用元:All Aboutさん]
というところでしょうか。
確かにキラータイトルを投入すればそれだけ買う人も出てくるでしょうが、2014年末には据え置きハードのシェア争いも本格化するかと問われたら何とも難しい様には感じています。9月にはXbox Oneも出てきますが、結局のところ多くの人にとって「やりたいゲームが出るか否か」に尽きるわけで、こと日本においては海外ゲームを乱発されても難しいというのが現実でしょう。……私は大好物ですけどね、海外ゲーム。
また、サードパーティがどう動くかも問われる問題となります。すでに据え置き機よりスマホ方面にウェイトを置いているメーカーもありますし、資金的にも悩ましい問題である事はフロムソフトウェアの角川グループ入りを見ていると何となく感じられるところとも言えます。
すでにゲーム市場は、据え置き機に携帯機、スマホにPCとあらゆるハードでプレイ可能になりました。その中でどれを選択するかは消費者の自由ですが、メーカーはより魅力あるコンテンツで顧客を得ない事にはビジネスとして成立しなくなっているのが今の段階とも言える気がしないこともありません。スマホに傾倒していくメーカーもあればしっかりとゲーム事業がうまくいくメーカーもでている昨今ですし、ソフトで多くの人を魅了するモノが出てきて欲しいと願わずにはいられませんね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:何やら、国内でのPS4の不調とWii UとかPS3の時とかと比較しながらの考察記事があったんだけど、まぁ結局ソフトが出ない事には始まらんでしょうよ? とも思うわけです。
:まぁ、Wii UにせよPS4にせよ、結局求められるのはそういう部分だしな。
:PS4とかならFFやらキングダムハーツやらを待っている人が多いだろうし、Wii Uならスマブラやらゼノブレイドの続編やらだろうし。そういう「これが牽引しますよ!」みたいなモノがでない限りは、勢い付く事は難しいなんて過去の歴史がそうだったと思うよ。……つまり、皆々様はやりたいものをやろうぜ! というオチで。
:結局言う事はいつもと変わらんなぁ……。
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